FIA世界耐久選手権(WEC)は、2019-2020年シーズンの第5戦としてインテルラゴスで開催される予定だったサンパウロ6時間レースの中止と、米テキサス州・オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で代替レースが行なわれることを発表した。
WECのジェラール・ヌブーCEOは、11月のWEC第3戦上海4時間レースにおいて、2020年2月に予定されているインテルラゴスでのレースが、プロモーターである『N / Duduch Motorsports』の財政難によって危機に瀕していることを明かした。
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そしてWECは、12月2日(月)に声明を発表。ブラジルでのレース開催中止と、COTAでの代替開催を発表した。WECがCOTAでレースをするのは、2017年以来となる。
本来、2014年以来となるインテルラゴスでのレースは1月30日(木)~2月1日(土)に行なわれる予定だったが、COTAでの開催に伴い日程が変更された。2月2日(日)にアメリカ最大のスポーツイベント、NFLのスーパーボウルが開催されるからだ。
COTAでのレースは、2月23日(日)に決勝レースが行なわれる予定。3月18日(水)~20日(金)にはセブリングで第6戦が開催されるため、アメリカでの連戦という形になる。
WECが発表して声明によると、「プロモーターのN / Duduch Motorsportsは契約の義務を果たすことができなかった」ため、代替開催地を見つける以外に選択肢がなかったという。
ヌブーは次のようにコメントしている。
「まず、COTAとボビー・エプスタイン(COTAのCEO)に、比較的短時間で対応してくれたことに感謝しなくてはいけない」
「COTAは素晴らしいサーキットであり、我々のファンや競技参加者、メディアに対して、北米で2カ月に2回レースができることを喜んでいると確信している」
「もちろん、WECとしてはこの(インテルラゴスでのレース開催中止という)立場にいることは非常に残念だ。サンパウロ市やブラジルにいる多くのモータースポーツファンにとって悲しいことだ」
「我々が主に懸念していたのは、シリーズに参戦するコンペティターとパートナーのことだ。我々は可能な限りシリーズの中断を少なくするべく、懸命に努力した」
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