この記事をまとめると
■ロールス・ロイスから限定車「ブラックバッジ レイス ブラックアロー」が公開された
ドロップヘッドクーペってどんなクルマ? さすが「ロールス・ロイス」独特の言い回しだらけだった
■2ドアクーペ「レイス」の生産終了を記念して12台を限定製作する
■内外装は1938年に世界最高速度を記録した名車「サンダーボルト」をイメージ
V12エンジンの最高速度を記録した伝説のマシンがモチーフ
世界でもっとも高級な自動車メーカーとして知られているロールス・ロイス。フラッグシップセダンのファントムからSUVのカリナンまで幅広いラインアップを設定し、類まれなる高い静粛性や魔法の絨毯のような乗り心地を実現するなど、ほかのメーカーでは味わえない高級感のあるクルマを常に作り続けている。
そんなロールス・ロイスから「ブラックバッジ レイス ブラックアロー」が公開された。このモデルは、2ドアクーペである「レイス」の生産終了を記念して製作された限定モデルだ。
モチーフとして、1938年にアメリカのユタ州ボンネビル・ソルトフラッツで当時の世界最高速度357.497mph(575.336km/h)を記録した伝説のマシン「サンダーボルト」が用いられた。エクステリアのカラーリングは、セレブレーション・シルバーとブラック・ダイヤモンドの2トーンカラーを採用。ブラック・ダイヤモンドの層にガラスを注入した「クリスタル」塗装としたことで、まるで高速移動しているかのように見えるモーションブラー効果を生み出している。この特殊な塗装技術は、エンジニアや職人などが集まったビスポーク・コレクティブが1年半もの歳月をかけて実現させたものだ。
また、ラジエーターグリル内のVストラットバーやフロントバンバー下部には、差し色としてブライト・イエローを使用して限定車としての個性を主張。ベースモデルとの違いがアピールされている。
エンジンルームには、最後のV12エンジン搭載車の証となる専用プレートを装着。「V12」のイエローレタリングとブラックの「Final Coupe Collection」という文字が刻印されたこのプレートにより、ここでもブラックバッジ レイス ブラックアローが特別なモデルであることを演出している。
サンダーボルトをモチーフにしたインテリアの演出
インテリアにもエクステリアと同様のカラーコーディネートが施された。フロントシートには、ブライト・イエロー×ブラックのレザーシートを採用。また、この限定車のために開発された「クラブ・レザー」というひときわ強い光沢と深みを増したブラックレザーが、アームレストやトランスミッショントンネル、ダッシュボード下部パネルなどに使用され、ナチュラルグレインブラックレザーとのコントラストを形成。限定モデルに相応しい特別な空間を演出している。
ステアリングホイールにもイエローとブラックのコンビカラーを採用。このステアリングホイールの12時の位置には、モチーフになったサンダーボルトを運転するドライバーの方向感覚を保つために地面に引かれた黒いラインからインスピレーションを得た、ダークカラーのマークが設定される。さらに、天井にはサンダーボルトが最高速度記録を達成した1938年9月16日のユタ州に現れた星空を2117個もの光ファイバーで再現し、その功績を讃えている。
インテリアパネルには、1930年代の計器をモチーフにしたイエローベゼルのアナログ時計が配置され、その下にはサンダーボルトが記録した最高速度「357.497mph」を刻印。さらに、レイスのV12エンジンのグラフィックを描くことで、最後のV12クーペを記念した限定車であることを誇張する。
レイスの生産終了に際して限定12台のみが製作されるブラックバッジ レイス ブラックアローは、世界最高速度記録を達成した「サンダーボルト」に敬意を表したビスポークモデルとして、またV12を搭載した最後の2ドアクーペとして相応しいクルマに仕上がっている。ロールス・ロイスの2ドアクーペは今後、「スペクター」という同社初の量産EVに置き換わることが決定しているから、このブラックバッジ レイス ブラックアローは、V12クーペの記念碑として永遠にロールス・ロイスの歴史に刻まれることになるだろう。
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