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アルファロメオ初のマイルドハイブリッドシステムを搭載したミドルサイズSUVのトナーレが日本発売

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アルファロメオ初のマイルドハイブリッドシステムを搭載したミドルサイズSUVのトナーレが日本発売

 Stellantisジャパンは2023年1月26日、アルファロメオの新型ミドルサイズSUV「トナーレ(Tonale)」を発表し、2月18日より発売するとアナウンスした。

車種展開は以下の通り。

スポーティさと上質感をいっそう際立たせたアルファロメオ・ステルヴィオの限定モデルが日本デビュー

Ti(ティーアイ):524万円

導入記念モデルEdizione Speciale(エディツィオーネ・スペチアーレ):578万円

 ステルヴィオに続くアルファロメオのSUVモデル第2弾で、ステルヴィオと同様にアルプスを臨む峠の名から命名したトナーレは、アルファロメオの核となるスポーティネスを継承しながら、ブランドの変革を指す「La Metamorfosi(ラ・メタモルフォシ/変革)」を体現した、新進のミドルサイズSUVとして設定される。

 アルファロメオのデザイン部門のチェントロスティーレが手がけたエクステリアは、クロスオーバーSUVのフォルムを基調に、アルファロメオの伝統的な造形モチーフと未来指向のアレンジを高度に融合させたことが特徴。フロント部は“Trilobo”のシグネチャーを採用した盾型グリルおよびバンパーインテークに、照射範囲や照射距離を自動で最適化するブランド初のフルLEDマトリクスヘッドライト、往年のスポーツカーのSZなどから着想を得てデザインした3連のU字型デイタイムランニングライトを配して、精悍かつ印象的なマスクを創出する。一方でサイドビューは、フロントからリアまで走るエレガントかつボリューム感あふれるウエストレール下のGTラインや流れるような造形のルーフラインによって、流麗なアピアランスを演出。また、8Cコンペティツィオーネをオマージュしたシャープな造形のリアウィンドウや5ホールデザインのアルミホイールがアルファロメオのDNAを引き継いでいることを象徴する。そしてリアセクションは、左右を横断するように設置されたサインカーブ(正弦波)形状に、ヘッドランプと同意匠で仕立てた片側3連式のLEDコンビネーションランプ、空力性能を高めるルーフスポイラーなどを配して、スポーティで個性的な後ろ姿に仕立てた。ボディカラーはアルファホワイト、アルファレッド、アルファブラック、ヴェズヴィオグレー、ミザーノブルー、モントリオールグリーンという6色を設定している。

 内包するインテリアは、ドライバーに焦点を当てたアルファロメオらしいコクピットに、最新のコネクティビティやインフォテインメントシステムを鋭意組み込んだことが訴求点だ。内装カラーはブラックを基調とし、触感にもこだわった上質なマテリアルが乗員を包み込む。また、ダッシュボード中央には10.25インチのタッチスクリーンをドライバー側にオフセットして配置し、様々な車載機能を直感的に操作できるようアレンジ。インフォテインメントシステムには最新世代を採用し、合わせてナビゲーションシステムには日本のアイシン製を導入した。さらに、ドライバー前には12.3インチの大型デジタルクラスターメーターを組み込み、優れた視認性を実現する。アルファロメオとして初めて車載通信モジュールを標準搭載したこともトピックで、これによりタッチスクリーンによる操作のほか、スマートフォン専用アプリ「My Alfa Connect(マイ・アルファ・コネクト)」やWEB専用ポータルサイトを介してナビゲーションの目的地設定、ガソリン残量やタイヤ空気圧、走行距離などの車両コンディションの確認や自車位置情報の閲覧が可能となった。

 装備面に関しては、スポーツレザーステアリング(オーディオコントローラー付き)やデュアルゾーン式フルオートエアコン(後席エアコン吹出口付)、自動防眩式ルームミラー、アンビエントライト(単色)などを全車に標準で採用。Edizione Specialeにはパドルシフトレバーやステアリングヒーター、アルミニウムスポーツペダル、harman/kardonプレミアムオーディオシステムも組み込む。また、シート表皮はTiにファブリック(ブラック)を、Edizione Specialeにナチュラルレザー(ブラック、前席にヒーターおよびベンチレーション、パワーランバーサポートを配備)を採用。後席にはトランクスルー付き6対4分割可倒式シートを配備した。

 注目のパワートレインは、ブランド初の48Vマイルドハイブリッド(MHEV)システムを搭載する。機構は1468cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(最高出力160ps/5750rpm、最大トルク240Nm/1700rpm)+電気モーター(最高出力15kW/6000rpm、最大トルク55Nm/2000rpm)+リチウムイオン電池(総電圧43.9V)+ベルトスタータージェネレーター+7速デュアルクラッチトランスミッション(7速DCT)で構成。低速時(15~20km/h前後まで)の走行はモーターで行い、モーターの負荷が高まるとエンジンが起動して加速をアシストする。また、アクセルをオフにすると燃費向上に寄与するコースティングモードに切り替わり、減速時には制動エネルギーから電気を生み出す回生充電が行われる仕組みだ。燃費性能は、WLTCモードで16.7km/リットルを実現している。

 トナーレはd(Dynamic)/n(Natural)/a(Advanced Efficiency)という3つの走行モードで走りの性格を変えるALFA DNAドライブモードセレクターも組み込む。dはスポーツドライビング用で、エンジンとギアボックスがスポーティな設定を選択。フロントアクスルと組み合わせた電動リミテッドスリップディファレンシャルも起動する。一方でnはエンジンとギアボックスが標準設定となり、合わせてサスペンションを快適方向にセット。そしてaは省燃費性能を重視するようセッティングしている。3モードは室内のセンター部に配したロータリースイッチで切り替えが可能。また、このスイッチにはESC(横滑り防止装置)をOFFにする機能も配した。

 懸架機構については、フロントに新設計のマクファーソンストラット式を、リアに独自の3アーム形状のストラット式を採用。シューズはTiが19インチ5ホールブラックアルミホイール(ダイヤモンドカット)+235/45R19タイヤ、Edizione Specialeが20インチ5ホールブラックアルミホイール(ダイヤモンドカット)+235/40R20タイヤを装着する。また、制動機構にはブレーキバイワイヤシステムを組み込み、Edizione Specialeにはブレンボ製の固定式ブレーキキャリパー(レッド仕上げ)を装備した。

 先進安全運転支援システム(ADAS)の充実ぶりもトナーレのアピールポイントで、4つのカメラで捉えた車両周辺の映像をモニターに映し出し、駐車時や狭い場所での安全なハンドル操作をサポートする360°カメラや、高速道路において車線中央の走行をアシストするレーンセンタリングアシスト、ストップ&ゴー機能付きのアダプティブクルーズコントロールなど、最新の安全システムを採用している。

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みんなのコメント

3件
  • 安西先生・・・プラグインハイブリッドが・・・欲しいです。せっかくのトナーレなんで。
  • アルファRはこの緑を使うべきではない。この緑はAMのエクスクルーシブだから。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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