■50年ぶりにシビックに「RS」が復活
2024年8月1日、ホンダは2024年秋にもマイナーモデルチェンジを予定している新たな「シビック」 改良モデルに関する情報を先行公開しました。
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シビックシリーズは、1972年の発売以来、世界で累計約2700万台を販売しているグローバルモデル。ホンダは同車について「いつの時代も一歩先のニーズを捉えて進化を続けながら、人々に驚きを届けるモデルとして、多くのお客様からご支持をいただいています」としています。
現行モデルは2021年に誕生した11代目で、ホンダのクルマづくりの基本である「人中心」の考え方を深く掘り下げることで、親しみやすさと特別な存在感をあわせ持ち、乗る人全員が「爽快」になることのできるクルマが目指されています。
今回2024年秋にも登場するとして先行公開された、マイナーチェンジを遂げた新型シビックでは、フロントフェイスをより端正なデザインに変更するとともに、より軽快かつ意のままに操る喜びの提供を目指した新グレード「RS (アールエス)」を新たに設定しています。
ボディサイズは明示されていませんが、マイナーチェンジ前のボディサイズである全長4530mm×全幅1800mm×全高1415mmから大きく変更はないと見られます。
パワートレインは、引き続き最高出力182馬力・最大トルク240Nmを発揮する1.5リッター直列4気筒VTECターボエンジンを搭載するガソリンエンジンと、最高出力141馬力・最大トルク182Nmを発揮する2.0リッター直列4気筒エンジンと最高出力184馬力・最大トルク315Nmを発揮するモーターを組み合わせたハイブリッドモデル「e:HEV」が用意されます。
エクステリアでは、スポーティネスを磨き上げ“爽快シビック”をさらに進化させるべく、サイド/フロントからの明快なスポーティシルエットをさらに際立たせた「New Sokai Face」を採用。よりシャープで、突進感あふれるデザインとなっています。
また、ハイブリッドモデルのみホイールのデザインを変更。魅力を最大化しています。
インテリアでも、ハイブリッドモデルのみ、新たな内装色としてグレーを採用しました。
さらに、オプションに可動式パノラマサンルーフを設定(e:HEV EXには標準装備)したほか、USBの差込口をTYPE-Cに変更するなど改良が行われています。
新設定となるスポーティグレードRSでは、 エクステリアに専用のブラック加飾を施し、スポーティーさをより際立たせたデザインに。エクステリアカラーには新たにシーベットブルーパールを設定しています。
スポーティモデルとしては気になるのが、走行性能に対する改良ですが、減速操作に合わせてエンジン回転数を自動で制御し、スムーズなマニュアル運転操作をサポートするレブマッチシステムや、レスポンスがさらに向上した6速マニュアルトランスミッションの搭載に加え、サスペンションなど専用の足回り設計としています。
また、RS専用の16インチフロントブレーキも装備されるほか、専用ステアリング、スポーツ/インディビジュアルモードも搭載されます。
さらに、RS専用のウェルカムアニメーションも用意。走る意欲を掻き立ててくれます。
価格など、販売詳細については未だ公開されておらず、続報が待たれます。
※ ※ ※
今回新たに登場した“RS”ですが、実はシビックにとっても伝統のあるネーミングです。1972年7月に初代モデルが登場したシビックは、1973年12月にマスキー法などの厳しい排ガス規制をクリアしたCVCCエンジンを搭載したモデルを追加し、クリーンでエコなモデルとして世界的な大ヒット車種となりましたが、この翌年10月にはスポーティモデルとして「RS」の冠を備えた1200RSを設定しています。
このRSはあたかも道路を帆走するような、ゆとりある快適な走りを意味する「ロードセーリング」の略となっており、シビックのスポーティモデルの元祖となり、その後、シビックのスポーティモデルは3代目からツインカムエンジンを搭載した「Si」や、4代目ではDOHC VTECエンジンを搭載し、NAながらリッター100PSを達成したB16A型を積む「SiR」が登場していますが、「RS」という名前はあしらわれておらず、”シビックのハッチバックモデル”に冠されるのは1974年に初代につけられて以来、50年ぶりとなります。
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みんなのコメント
パワーウエイトレシオではBRZ/GR86どころかスイスポにすら負けてる。せめてコンパクトには勝てないと。
それにシビックの馬力は182馬力トルク24.5kgf・mだが先代CR-Vも同じ1.5ターボだったがレギュラー仕様なのに190馬力トルク24.5kgf・mで、ハイオク仕様のシビックよりも馬力が出ている。(何の為のハイオク仕様なんだ?)
それだけでなくFK7の最大トルク発生回転数がMT(1900~5000rpm) CVT(1700~5500rpm) に対しFL1は(1700~4500rpm) とトルクバンドは狭くなって退化している。
しかもCVTの市街地とMTの高速以外の燃費が悪くなっているオマケ付き!
価格が上がるRS登場でノーマルMTは廃止になるようなのでハンドリングやレスポンスが気にならないならノーマルを買う方が正解でしょう。