5月12日、2023年MotoGP第5戦フランスGP MotoGPクラス初日のプラクティス1、2がフランスのル・マン-ブガッティ・サーキットで行われ、レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケスは総合8番手、ジョアン・ミルは総合13番手となった。
マルケスは、開幕戦の決勝レースでクラッシュを喫した際に怪我を負ったことにより、4戦ぶりの復帰となった。初日のセッションでは、大半を新しいシャシーのテストに費やして走行を行っていたようだ。
初日はKTMのミラーがトップタイム。復帰のM.マルケスは8番手/第5戦フランスGP
P1の序盤に11コーナーで、P2ではラストアタックの9コーナーで2度の転倒を喫したが、1分31秒432の総合8番手につけてトップ10入りを果たし、ダイレクトでのQ2進出を決めている。
ミルもP1では終盤にかけてタイムを更新させ、1分31秒800で6番手につけた。しかし、午後のP2では開始から10分あたりの7コーナーでクラッシュ。そして、終盤にも11コーナーでオーバーランをしてしまう姿も見受けられ、最後までP1のタイムを上回ることが出来ず、18番手にとどまった。
■マルク・マルケス(P1:12番手、P2:8番手)
「今日は全体的にとてもハッピーだよ。2回の転倒はあったけれど、2回目の転倒は限度内だったし、限界までプッシュしていたための転倒だった。こういう転倒は起こりうることだね。1カ月半の自宅療養のあと、いきなりプッシュするのは簡単ではなかったけれど、Q2に進出できたことには満足している」
「明日の目標は、この3列目のポジションをキープすること。もちろん、天候によって状況は大きく変わる可能性はあるけれど、どんな状況にも対応できるように作業を続けていきたいね。フィーリングを改善し、全体的なパフォーマンスも向上させるためには、もう少し努力する必要があるよ」
■ジョアン・ミル(P1:6番手、P2:18番手)
「午前中に新しいシャシーを試したよ。フィーリングがよくなり、いままでより快適にライディングすることができた。だけど、それを最大限活かすためには、セッティングを自分に合わせていく必要がある」
「午前中は順調でしたが、午後は思ったほど順調ではなかったんだ。午前と午後で何が変わったのかを分析する必要があるね。明日も同じように作業を続け、Q2進出を目指すためにも、さらにタイムを上げていきたい」
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