9月12日、WRC世界ラリー選手権第9戦ギリシャの競技最終日、デイ4のSS13~15が行われ、2日目に総合トップに立ったTOYOTA GAZOO Racing WRTのカッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)が独走体制に持ち込み、キャリア2度目の総合優勝を飾った。そんな『アクロポリス・ラリー・ギリシャ』の全日程を終えた各陣営からドライバーコメントが発表されている
■Mスポーツ・フォードWRT
●ガス・グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC)/総合5位
「チームは今年の荒れたラリーで僕たちが見せた調子を引き出してくれた。最後の順位についてはもっと上を望めたかもしれないが、トップ5でフィニッシュできて良かったのも確かだ。僕は全力を尽くした」
豊田章男オーナー、チームを支える皆に感謝「カッレ車からいち早く不具合を見つけ出してくれた」/WRC
「アドリアン(・フルモー)が午前中の早い時間にトラブルに見舞われたのは決して見たくなかった。それまで僕たちは素晴らしいバトルをしていたんだ。それでも彼はラリーを続けて多くのポイントを取ることができたけれどね」
●アドリアン・フルモー(フォード・フィエスタWRC)/総合7位
「複雑な1日だった。今日の午前中にエンジントラブルが出たために遅れたことで、ペナルティを受けてしまった」
「あるステージで僕たちは2番手のタイムを出すことができたのに、(最終日の)早い段階に起きたトラブルのせいでガス(・グリーンスミス)が僕たちの前に出て、僕は自分の順位を守るために戦うことになったんだ」
「パワーステージで僕たちはミスを犯した。残念なことにスピンしてしまったので、バックしなければならなかった。力を尽くして激しくプッシュしたが、そのせいでラリーを7位で終えることになってしまった」
「素晴らしいイベントを経験したし、チームのためにペースを出せたことと、完走したことをうれしく思う。ただ、もっと上位で終われなかったことをチームのために残念に思うよ」
■ヒュンダイ・シェル・モビスWRT
●ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)/総合8位
「今週末は全力を尽くしたし、スタートからフィニッシュまで懸命に戦った。残念ながら、行ったことすべてが報われることはなかった。僕たちのラリーは金曜日のパワーステアリングの問題で終わっていたんだ」
「それ以降の僕たちの目標は、順位を取り戻すこと、そしてラリーでできる限り挽回することにあった」
「正直なところ、僕たちにはこれより上の順位がふさわしいと思う。僕たちはラリーに間違いなくすべてを注ぎ込んだが、出すべき結果を出すことができなかった」
●オット・タナク(ヒュンダイi20クーペWRC)/総合2位
「チャレンジングな週末を2位とはいえ、また表彰台を獲得して終えるのはいいものだ。一番簡単なラリーというわけではなかったが、マシンの良いフィーリングを掴むために改善点を見つけようと懸命に取り組んだ。そしてポジティブな兆しがいくつかあった」
「カッレ(・ロバンペラ)は最初から絶好調だったから、僕たちは2位を確実に獲ることに集中した。タイヤについては大胆な選択をしたが、これはウエザークルーの仕事なしでは不可能だったよ。彼らの素晴らしい仕事に感謝したい」
「やるべき仕事がさらにあることはわかっているが、2位を獲得したことで、アクロポリスで可能なことすべてを達成できたと思っている」
●ダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC)/総合4位
「厳しい週末だった。ペースノートを作る段階から困難で、結果として必要な自信を持つことができなかった。今日のコンディションはとても良かったし、ステージも気に入っていたが、道を辿るのが難しいときもあった」
「4位獲得は僕たちにできる精一杯のことだったから、これより上ではなく、この結果を確保することに集中した」
「カンディード(・カレラ/コドライバー)を迎えての初めてのWRCイベントだったが、彼は良い仕事をしてくれた。次のラリーで僕たちはもっと優れた結果を出していくよ」
■TOYOTA GAZOO Racing WRT
●セバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)/総合3位
「我々にとっては、とても良い結果になった。今週末の目標は選手権のリードを維持することだったが、それを達成することができ、非常にポジティブな結果になった。自分ではとてもクレバーにラリーを戦うことができたと思う」
「全体的に、ステージはかなり難しいコンディションだった。カッレと同じようなペースで走ることはできなかったが、彼は飛ぶように速く、他のドライバーとはレベルが違った。優勝にふさわしい走りをしたカッレを祝福したいと思う」
「金曜日を終えてタイトル争いについて考えた時、このラリーで勝つために大きなリスクを冒すべきではないと思ったので、総合3位という結果にはとても満足しているんだ」
●エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)/総合6位
「今回は自分たちの週末ではなかったが、ラリーではこのようなことも起こるものだし、このチームで金曜日のような問題が発生するのは非常に稀なことだ」
「クルマのフィーリングは、全体的にとても良かったと思う。最終的に総合6位を獲得できたのは今朝、他の選手のクルマに問題が起きたためで、ちょっとしたギフトのようなものだ」
「最後のパワーステージ(SS15)の走りは完璧ではなかったかもしれないが、それでもボーナスの4ポイントを獲得できたし、少なくともこの週末をプラスで終えることができて良かったと思う」
●カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)/総合優勝
「ギリシャで勝つことができて素晴らしい気分だ。正直なところ、本当に大変なラリーだった」
「多くのステージをレッキで走り、夜は毎晩のように映像を見直すなど非常に長い週末だったので、このような結果でフィニッシュできて本当にうれしいよ」
「金曜日の段階ですでにクルマの調子は良かったのだけど、タイプが異なる土曜日のステージのためにセットアップを変更したところ、クルマはさらに良くなった。本当にいいフィーリングだったので、思いきり運転を楽しむことができたんだ」
「また、チームのみんなが素晴らしい仕事をしてくれたお陰で、クルマはトラブルフリーだった。本当に感謝している。次のフィンランドでも今回と同じようなスピードで走れることを期待しているよ」
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