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1960~85年 トヨタにはどんなクルマがあった? 代表作を振り返る

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1960~85年 トヨタにはどんなクルマがあった? 代表作を振り返る

トヨタ・パブリカ(1961)

トヨタは経済的なクルマの研究開発を1954年に始めていたものの、パブリカが登場する1961年まで国内の顧客はエコなクルマを待たなければならなかった。28psで697ccの2気筒空冷エンジンを持っていたが、輸出用は1ℓエンジンになった。サルーン、エステート、コンバーティブルそしてピックアップすらも選べたのが、このパブリカである。

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トヨタ・スポーツ800(1965)

トヨタ製で初めてとなるスポーツカーが登場したのは1962年のこと。「パブリカ・スポーツ」の名前で28psの697ccエンジンだったが、1965年の生産開始の際には45psの790ccエンジン、そして呼び名も「スポーツ800」に変わっていた。ちなみにこのクルマ、160km/h出る。

トヨタ・カローラ(1966)

51年前に登場して以来、11世代にわたり世界中の様々なマーケット向けに、実に4億台ものカローラが生産された。カローラは、信頼性の抜群さを示す代名詞のような存在である。

トヨタ2000GT(1967)

トヨタ車のなかでもコレクターズアイテムなのがこれ。2000GTは1965年に初めて披露され、2年後の1967年に生産開始された。「007 ジェームズ・ボンドは2度死ぬ」で使われたクルマでもある。152psのDOHC1988ccのストレートシックスは最高時速216km/hを可能にしたが、当時は値段のせいか爆発的に売れるとこはなく生産台数は351台に留まった。

トヨタ・センチュリー(1967)

日産プレジデントに対抗するセンチュリーは1967年に市場投入された。当時は3ℓのV8でその後3.4ℓ、それから4ℓとなっていった。そして1997年にモデルチェンジした新しいセンチュリー(見た目はオリジナルを踏襲している)は5ℓのV12を搭載している。日本国内向けの販売で、レクサスLSくらいの値段で買える。

トヨタ・ハイラックス(1968)

ハイラックスは2018年に50歳を迎える。8代目となり、いまだに売られつづけるクルマのひとつ(日本では販売していなかったが、近々再販する)。タフで信頼のおける相棒として、戦争地帯などの過酷な路面を走破するために駆り出されたクルマもいる。

トヨタ・セリカ(1970)

1970年に発売、翌年イギリスとアメリカでも販売開始となった。マスタングにインスパイアされたデザインで、ツインカムのゴキゲンなエンジンを持つ。トヨタは上手にファンクショナル(機能性)とファン(楽しさ)を融合させ、2006年の生産終了まで結局400万台ものセリカたちが作られた。

トヨタ・カムリ(1982)

カムリは北米で大成功を収めたクルマで、事実2001年を除き1997年から2016年までのあいだ、アメリカで最も売れたクルマであった。トヨタはアメリカでの輸入関税を嫌い、ケンタッキー州のジョージタウンで初めて現地生産を開始。1988年のできごとだ。

カムリはデトロイト製のライバルたちをベンチマークに作られ、伝説的な生産過程での欠陥ゼロを可能にした。まさに伝説のようである。

トヨタ・カローラAE86型(1984)

イギリスではカローラGTとして売られていたAE86型(日本名:カローラレビン)。MR2と同じ1.6ℓのゴキゲンなエンジンを持ち、素晴らしいドライビングを可能にしたクルマである。われわれは「ドライの路面だと乗っていて嬉しいほどのハンドリング。このバランスの良さはスロットルオフによる適度なオーバーステアがもたらす結果で挙動がわかりやすい」と評していた。

トヨタMR2(1984)

ミドシップ・ランナバウト2シーター、通称MR2が誕生したのは1984年のこと。当時ミッドシップはフィアットX1/9くらいしかなく、ライバルはホンダCR-XやマツダRX-7とされていたが、「トヨタの技量に敵うライバルなんているのだろうか?」というのがわれわれの見解であった。

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