Ford Mustang Mach-E 1400 Prototype
フォード マスタング マッハ-E 1400 プロトタイプ
クラシック ミニが現代技術で蘇る。レストモッド界の雄が日本国内での販売をスタート!【オートモビル カウンシル2020】
4輪がスモークを吐く1400馬力のフルEV
フォードは1400馬力を発するフルEVのプロトタイプ、「マスタング マッハ-E 1400」を開発。モンスター級のパワーで豪快にドリフトを決める迫力満点の動画を公開した。
マスタング マッハ-E 1400は、56.8kWhの大容量バッテリーと7基のモーターを搭載した怪力EV。2020年4月に発表したワンオフのEVドラッグレーサーコンセプト「マスタング コブラ ジェット 1400」に次ぐスペシャルモデルだ。
ドリフトチャンピオンが開発に参画
開発を担当したのは高性能車や高性能パーツの開発を手掛けるフォード パフォーマンス部門、そしてRTRヴィークル。
RTRヴィークルといえば、ドリフト王者のヴォーン・ギッティンJr.が率いるスペシャリスト集団。つまりマスタング マッハ-E 1400は最強のドリフトマシンを目指して開発されたというわけである。
フロントに3基、リヤに4基のモーターを配置
ベースとなるマスタング マッハ-E GTが2基のモーターを搭載しているのに対し、「1400」のそれは7基に及ぶ。3基はフロントディファレンシャルに、4基はリヤに設置。ドリフトから高速サーキットまで、様々な状況にあわせて前後駆動力配分を50:50、0:100、100:0と自在に調整できる。
56.8kWhのバッテリーは熱安定性に優れた三元系(ニッケル、マンガン、コバルト)正極材料を使用。高い冷却効率を実現するべく設計に配慮したという。また、マスタングのGT4マシンと同じブレンボ製ブレーキを搭載するうえ、ドリフト走行に合わせて油圧式サイドブレーキも採用している。
ボディパネルのほとんどはカーボンファイバーで構成しているが、ボンネットには有機繊維を用いた複合強化材を使用。今後マスタング マッハ-E 1400 プロトタイプは、新しいマテリアルの“試験台”としても様々なイベントで活躍するようだ。
超伝導のジェットコースター
ヴォーン・ギッティンJr.は次のように語っている。
「このクルマに乗ったら、これまで抱いてきたパワーやトルクの概念が完全に覆されてしまった。想像すらできない体験だよ。超伝導の磁気ジェットコースターができたとしたら、こんな感じかもしれないね」
EVなれどもアメリカンマッスル
今回公開した特別動画には、ヴォーン・ギッティンJr.はもちろん、ケン・ブロック、チェルシー・デノファ、ヘイリー・ディーガン、ジョーイ・ロガーノといったアメリカレース界のスターが勢揃い。オーバルコースからワインディング、ジムカーナまで、あらゆるシチュエーションで内燃機関を積んだマスタングを抜き去っていくEVマスタングの姿がユニークに描かれている。甲高いモーターサウンドを発して爆走するマッハ-E 1400の圧倒的なパフォーマンスは必見だ。
フォードはフルEVとなった新型マスタング マッハ-Eの派生モデルとして、ドラッグレーサーとドリフトマシンを作り上げた。彼らのメッセージとはつまり、「我らが作るものは、EVなれどもアメリカンマッスル」ということだろう。なるほど、猛然とスモークをあげて暴れ回るその姿はどんな宣伝文句よりも雄弁だ。
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