MINI Cooper SE
MINI クーパー SE
MINIのEVでフロリダキーズの絶景を行く。写真で辿る文豪ヘミングウェイの愛した世界
マイアミからキーウェストまで続く“海の上の道”
白い砂浜、色とりどりの家並み、水平線まで満ちる青い海に、瑞々しい葉を揺らすヤシの木々。マイアミからフロリダキーズ諸島まで続くオーバーシーズ ハイウェイを走る旅行者たちは、日陰の中にさえ絵葉書のように美しい一瞬を見つけることができるだろう。
新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の前、BMWはMINIのEV「MINI SE クーパー」でマイアミからキーウェストまでのツーリングを行った。現在はMINIブランドとして、そして企業としての責任に基づき、すべての皆様方の健康と幸せに考慮しこのような旅はひとえに慎むべきと主張している。日常が戻るその日を願いながら、いまは画面の中で美しいキーウェストに思いを馳せたい。
48の橋で繋がる自然と太陽に溢れる島々
カリブ海を望む海岸線を行く相棒は、MINI クーパー SE。キーウェストはかつて文豪アーネスト・ヘミングウェイも暮らしたアメリカ最南端の地。泣き出すほどに美しい夕暮れと、新鮮な魚貝をたっぷり使った地元料理を供するレストランがいつでも旅人を待っている。
48本の橋で繋がれたフロリダキーズ諸島。サンシャイン ステート(太陽の光の満ちる州)とも呼ばれるフロリダ州の南に細長く延びるその島々には、自然と自由が満ちている。かの地に暮らす人々はもてなしの心と自立心、人生への情熱を持ち合わせ、あらゆることに寛容で自然に深い親愛を抱くことで知られる。
アートが彩るマイアミの新たな観光名所
フル充電したMINI クーパー SEが走ることのできる距離は235~270km。つまりマイアミのサウスビーチを出発してキーウェストまでの約260kmの道程なら一気に走りきることができる。
マイアミで必見なのが、色鮮やかなウォールアートで知られるワインウッド アート地区やデザイン地区。名も無きスプレーペインターから有名アーティストまでが作り出した“壁画の道”は、いまやマイアミビーチのアール デコ建築に肩を並べる撮影スポットとなっている。
キーライムパイの甘酸っぱさで締めるランチタイム
オーバーシーズハイウェイ、国道1号線をマイアミビーチから動物園のズー マイアミを過ぎ、ホームステッドを抜けて南下する。海上の道路を渡って最初に到着するのがフロリダキーズ諸島の最北にして最大の島、キーラーゴ。数々のリゾートホテルに並び、「Reef Environmental Education Foundation(REEF=リーフ環境教育財団)の拠点が建つ。
REEFは海洋生態学の国際的な研究・教育機関。急速充電器を備えたその駐車場でMINI クーパー SEはひと休み。最大50kWの出力に対応しているので、1時間半もあれば“満タン”になるだろう。ランチでお腹を満たし、デザートの甘酸っぱいキーライムパイを堪能するころには出発の準備はできている。
イルカやウミガメの命を守る場所
フロリダキーズの旅は電費にも優しい。イスラモラダ、タヴェルニエ、ダックキーといった絵葉書のモチーフとしてあまりにも有名な島々が素晴らしい景色を広げて待ち受けているのだから、ドライバーはゆったりとしたペースで走らざるを得ない。
グラッシーキーには海洋ほ乳類の保護と研究を行う専門家団体「ドルフィン リサーチ センター」がある。施設維持と研究にかかる費用の一部はビジターの入場料で賄われている。厳密な管理のもとで行われるのはもちろんだが、事前登録をすればイルカと一緒に泳げるチャンスもある。
そこから数マイルの距離にあるタートル ホスピタルでは、ベテランのスタッフや海洋学者が病気になったり怪我をしたウミガメの看病をしている。適切な治療のすえ、回復したウミガメたちは再び海へと帰される。
バイーヤ ホンダを縁取る美しいビーチ
マラソンの地を離れたMINI クーパー SEはフロリダキーズ諸島最長の橋、セブンマイルブリッジを渡る。青々とした海の上に浮かぶ道路を抜けた先にあるのが、サーファーや海水浴客が集まるバイーヤ ホンダ。バイーヤ ホンダのビーチは絵のように美しいが、その入り口は非常に見つけづらい。そしてそのほとんどに“入場料”が必要だ。
ウェスト サマーランド キーを過ぎてビッグ パイン キーに入ると「キーディアに注意」の看板が頻出する。Key Deer、キージカは絶滅危惧指定された固有の種だ。実際、道路脇の草むらの間からじっとこちらを見つめているふたつの目に出会うこともある。ブレーキペダルをいつでも踏める準備をしておかねばならない。ちなみにMINI クーパー SEはアクセルペダルから足を離すだけでエネルギー回生が始まる。回生強度はセンターパネル下部に据えられたトグルスイッチで切り替えることが可能である。
ヘミングウェイが愛したキーウェストへ
キーウェストの街に入れば公共の充電設備がすぐに見つかる。MINI クーパー SEに充電ケーブルを繋ぎ、歩いて向かうはアメリカ本土最南端地点。そこからデュヴァルストリートやホワイトヘッドストリートをぶらつき、北側の港町へ向かう。そう、アーネスト・ヘミングウェイの足跡を辿るように。
1928年からおよそ10年、ヘミングウェイはキーウェストに暮らした。『持つと持たぬと』はキーウェスト時代に生まれたベストセラー作品のひとつ。彼の住まいとお気に入りの“スロッピー ジョーズ バー”は観光名所になっている。周辺には採れたての魚介料理を広々としたテラスで味わうことのできる雰囲気の良い料理店が軒を連ねる。
アメリカから“独立宣言”したコンク共和国
そこに住まう人々は地元に誇りを持っている。たとえば毎年4月23日は彼らの「独立記念日」だ。1982年、時の市長がアメリカからの独立を一方的に宣言し、立ち上げたのがコンク共和国である。
当時キューバからの不法移民や中南米から流入する麻薬への対策として、米国境警備隊は半島に最も近い島、キーラーゴへチェックポストを設けていた。国道1号を通って本土に上陸するすべての人の身元照会を行ったため、クルマは大渋滞。くだんの市長は連邦政府へ抗議のメッセージを送るため、島の独立を宣言し、その1分後には島に駐在する海軍基地司令官へ降伏するというパフォーマンスを実施した。もちろん独立は叶わなかったが、チェックポストは無事廃止。以来、毎年4月には独立記念日を盛大に祝うようになったのだ。
ちなみにコンクとはキーウェストの名産品、コンク貝のこと。ほら貝のような形をしたコンク貝をモチーフにした絵柄と「Conch Republic」の文字を組み合わせた“国旗”は、いまもあちこちで見かけることができる。
かの文豪を魅了したメキシコ湾の日没
日が沈む頃になると、人々は島の北西部にある遊歩道をマロリー広場へと流れていく。冷たいドリンク片手にそれぞれが水平線に目をやり夕焼けを待つ。メキシコ湾に太陽が身を浸しはじめると観衆から一斉に起こる拍手。
海面を染める色合いが刻々と変化する。この場所だけでしか経験することのできない素晴らしい自然の美を分け合える幸せに、スタンディングオベーションがいつまでも続く。ヘミングウェイが見つめたはずの、同じ夕焼けを眺めながら。
注記:MINI クーパー SEによるマイアミからキーウェストのツーリングは新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大前に実施したものです。今は外出を控え、一人一人が感染から身を守る行動を心がけましょう。
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