アウディは、2シータークーペ/オープンTTシリーズの最上級モデルとなる「TT RS」の新しいプロモーション映像を公開した。
今年4月に北京モーターショーで披露された最新のTT RSは、従来モデルより改良が加えられた直列5気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力が340psから400psへと高められた。最大トルクも480Nmを発生する高性能ぶり。
7速デュアルクラッチ式トランスミッション「Sトロニック」およびクワトロ4WDシステムを介して4輪を駆動するのは従来どおり。0-100km/h加速はクーペが3.7秒、ロードスターは3.9秒を誇る。
エクステリアは、大型のエアインテークを持つ専用フロントバンパーやOLED(オーガニック発光ダイオード)技術を用いたリアコンビネーションランプ、楕円型エキゾーストパイプなどを特徴とする。内装には、インスツルメントパネル内に計器盤のほか様々な情報を表示する「アウディバーチャルコクピット」を採用する。
TT RSは欧州では2016年秋の販売開始が予定され、車両価格はクーペが6万6400ユーロ(817万円/1ユーロ123円換算)。ロードスターは6万9200ユーロ(同851万円)に設定される。
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