2018年からフォーミュラEに参戦している日産自動車は3月24日、シーズン12(2025−2026年)まで同シリーズへの参戦を継続することを発表した。
日産は日産・e.ダムスとして2018−2019年のシーズン5からフォーミュラEに参戦を開始。翌シーズン6には早くもチームランキング2位を獲得するなど大きな前進を果たし、2021年のシーズン7はタイトル獲得を目指している。
■フォーミュラE、新規開催候補地の上位は「日本」。近い将来実現する?
彼らは今後も長期に渡ってフォーミュラEへ参戦し続けることで、日産の電動化技術が提供する”パワフルでワクワクする爽快な走り”を世界中のレースファンに届けていくとしている。
また日産は2050年までにカーボンニュートラルを目指すという目標を掲げ、2030年代早期に主要市場に投入する新型車を全て電動車両とすることを目指しており、今回のフォーミュラE参戦延長もそれと結びついたものだ。
同社の最高執行責任者であるアシュワニ・グプタはmotorsport.comのインタビューに対し、次のようにコメントしている。
「日産がGen3の時代に参戦を継続し、フォーミュラEにさらなる興奮をもたらしていくことを発表でき、嬉しく思う。これにより我社の電動化に関する専門的知見を示すことができる」
「日産は60年以上に及ぶレースの力強い歴史があり、フォーミュラEは我々にとってエネルギーや興奮そして環境を代表するものだ」
「我々はレース文化を維持していく必要がある。(レースは)社員のモチベーションを豊かにすることになる。そして我々がフォーミュラEへ参加するにあたって注目しているのは情熱と全面的な関与なんだ」
フォーミュラEは、9年目となる2022-2023年シーズンから、第3世代マシン『Gen3』を導入する予定だ。FIAは各メーカーがエントリーするかどうかの回答期限を3月31日に設定していた。日産が参戦継続の発表をこのタイミングで行なった理由について訊かれると、グプタCOOは次のように付け加えた。
「何ヵ月も取り組んできて、我々の興奮を抑えることができなかった」
「より速く、よりパワフルなクルマを作れる機会となるため、非常にワクワクしているんだ」
Gen3は現行のGen2と比較して120kg軽量化され、最大出力も250kWから350kWまでパワーアップされ、急速充電機能も備える予定だ。このため、Gen2からは全く異なったマシンとなると言えるだろう。
なおマヒンドラ、DSオートモビルズの2社が既にGen3導入のシーズン9へのエントリーを公表済みであり、現在参戦しているメルセデスやポルシェも近い内に署名すると見られている。
日産・e.ダムスの監督であるグレゴリー・ドリオとオリバー・ドリオは連名で次のようにコメントを発表している。
「日産がフォーミュラEへの長期参戦を表明したことは、我々が本選手権での強さとさらなる成功を追い求める姿勢の現れだ。新しい『Gen3』マシンは、より速くよりパワフルになる。フォーミュラEのレースパフォーマンスが絶え間なく進化し続けていることは、ファンにとってもこのスポーツにとっても素晴らしいことだ」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
国交省ブチギレ!?「夜は全消灯します」開業したての道の駅が「走り屋集会所」化で苦情殺到! ゴミに騒音…いよいよ怒りの“実力行使”へ 広島
全長5.3m超え! ビッグな“新型高級ミニバン”「Vクラス」がスゴイ! 唯一無二の“輸入プレミアムモデル“はトヨタ「アルファード」と比べてどう?
6年ぶりに復活した日産S14「シルビア」…きっかけは「チャージスピード」のフルエアロ! ただいま「痛車にしようか思案中」
「改造車にガラの悪い人」「暴走族のサーキット場」 苦情殺到の道の駅 市などが対策へ
日産ディーラーの悲鳴 マーチ消失で、現場から「国内向けモデル必要」の声! 車種削減と販売低迷の現状とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント