36年ぶりの開催となるF1オランダGP。舞台となるザントフールト・サーキットは、最近コース改修が行なわれたこともあり、レイアウトも大きく変更。下位カテゴリー時代を含めて、この新レイアウトの走行経験があるドライバーはほとんどいない。またチームとしても、このコースに対するデータがほとんどない状況で決勝レースを迎える。
これについてアルピーヌF1のフェルナンド・アロンソは、データの不足によりタイヤがどれほど長くもつのかが不透明であることから、決勝では予想もできないようなサプライズが起きる可能性があると考えている。
■フェルスタッペンはもっと速かった? シフトミスに加えDRSが開かず約0.25秒のタイムロス
初開催と言っても過言ではない、ザントフールトの現行レイアウト。実際の走行データは事前にはほとんどないため、各チームとしてはフリー走行でしっかりと走行を重ね、タイヤのパフォーマンスを把握しておきたいところだった。しかし各セッションでは赤旗中断が複数回起きたため、貴重な走行時間が削られることになってしまった。その結果、タイヤの航続距離について明確なデータがないまま、決勝レースを迎えることになる。
しかもザントフールトはコース幅が狭いこともあり、コース上でのオーバーテイクが難しい。その上ピットレーンの制限速度が60km/hと設定されたことで、各チームとも複数回のピットストップを避け、1ストップで走り切ることを目指すのではないかと考えられている。
アロンソは11番手以降のスタートタイヤを自由に選択できるマシンが、硬いタイヤ選択することで、戦略面で優位に立ってくる可能性があるのではないかと考えている。
「彼らはタイヤを自由に選択できるだろう。それは戦略的には少しメリットがあるかもしれない。フリー走行で15周とか20周を走ったことがないまま、決勝レースを迎えることになるんだからね」
9番グリッドからオランダGPをスタートするアロンソはそう語った。
「真の意味で、戦略面でストレスがかかるのは初めてのことだ。だから、驚きの結果が待っているかもしれない。そうなれば、僕らはそのことで悪影響を受けるだろう」
「しかしその一方で、この週末これまでの間に見てきたように、イエローフラッグやセーフティカー、そしてレッドフラッグが出される可能性は高いと思う。だから幸運であることも必要なんだ」
「ピットストップしようとしている瞬間にセーフティカーが入り、ロスタイムなくタイヤを交換できるかもしれない。あるいは逆の場合もある。ピットストップをした3周後にセーフティカーが入り、ライバルに簡単に前に出られてしまうかもしれない」
「それは僕らにはどうすることもできない。だから、どうなるか見てみよう」
今シーズン初めてQ3進出を逃したランド・ノリス(マクラーレン)も、ミスが大きな代償へと繋がるサーキットレイアウトによって、混乱が生じる可能性があると指摘する。
「決勝レースは、トリッキーになるだろう。それは、誰にとっても同じだ。同時に、僕らがいくつかポジションを回復できるチャンスであるとも言える」
またポールポジションのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)も、難しい状況になることに対して身構えている。
「ここでは、オーバーテイクするのはとても難しい」
そうフェルスタッペンは語った。
「予選でも、誰もが隙間を見つけようとしていた。他車のスリップストリームを使おうとする、他のコースとは少し異なる状況だった」
「厳しいレースになると思う。しかもこのコースは、全ての高速コーナーでタイヤにかなり厳しいんだ。だから、それほど単純なレースにはならないと思う。周回数も多い。でももちろん、できる限り前にいることが重要だと思う」
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