MotoGP第16戦日本GPのフリー走行1回目が行われ、ヤマハのマーベリック・ビニャーレスがトップタイムをマークした。
朝方降った雨は既に止んだものの、空は雲に覆われた状況でMotoGPクラスの走行がスタート。気温18℃、路面温度22℃とかなり寒冷なコンディションだ。
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各ライダーはセッション開始と共になだれ込むようにコースイン。母国GPとなる中上貴晶(LCRホンダ)もコースへ姿を現した。
既に今季のチャンピオンを決めているマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)だが、走りの手を緩めることはない。セッション序盤から最速タイムをマークし、1分46秒927でトップにつけてみせた。
他のライダーも徐々にペースを上げ始め、フランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)、ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾやダニーロ・ペトルッチといった面々がマルケスを上回るタイムを記録。ただマルケスもタイムを縮め、トップを維持した。
セッション開始から15分、ドヴィツィオーゾが1分46秒285をマークしてトップに浮上した。
中上はセッション中盤に13番手タイムを記録して、FP1の折返しを迎えた。なお寒冷なコンディションがタイヤ選択に影響を与えているのか、全てのライダーはフロントにソフト、リヤにミディアムをチョイスした。
残り20分、ビニャーレスが1分46秒244でトップに浮上。ただその数分後にはマルケスが1分46秒035までタイムを縮めたことで、ビニャーレスはポジションを下げた。
中盤はタイムの更新が落ち着き始めたが、中上はじわりじわりとタイムを伸ばし1分46秒763で10番手にまで浮上した。
そして終盤のアタック合戦では、まずジョアン・ミル(スズキ)が1分46秒252をマークして3番手に食い込んだ。
残り3分、モルビデリがアタックをまとめると、1分45秒983と一気にタイムを伸ばし、マルケスを上回ってトップに浮上した。しかし直後にビニャーレスが1分45秒897をマークし、トップは入れ変わった。
ここまで鳴りを潜めていたファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)も終盤に入って一気に加速。ラストアタックで1分45秒830を記録し、トップへ躍り出た。
だがこのタイム更新合戦は、チェッカーフラッグ後のアタックまでもつれ込んだ。最後のアタックでビニャーレスが1分45秒572をマークし、クアルタラロから首位を奪還。ファクトリーライダーの意地を見せた。
最終的にこれを上回るライダーは現れず、ビニャーレスがFP1トップタイムとなった。2番手はクアルタラロ、3番手にはモルビデリが並び、ヤマハ勢が好調さを示している。
なおバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は最終的に12番手。他のヤマハ勢に比べて出遅れる結果となった。
中上は最終的に15番手。明日が雨予報であることを考えると、予選Q2進出のためにもFP2でトップ10に食い込みたいところだ。
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