Moto2フランス予選｜サム・ロウズ、今季2度目のポールポジションを獲得。小椋藍は16番手

　ブガッティ・サーキットで開催されているMotoGP第5戦フランスGP。Moto2クラスの予選が実施され、サム・ロウズ（Elf Marc VDS Racing Team）がポールポジションを獲得した。

　Moto2クラスに参戦する小椋藍（IDEMITSU Honda Team Asia）は総合タイム11番手で予選Q2に直接進出。また今回復帰予定とされていた野左根航汰（Correos Prepago Yamaha VR46 MasterCamp）は、メディカルチェックの結果欠場することになった。

　ポールポジションを争うQ2が始まると、まずはフィリップ・サラック（QJMOTOR Gresini Moto2）が暫定トップタイムとなる1分36秒135をマーク。セレスティーノ・ビエッティ（Fantic Racing）、トニー・アルボリーノ（Elf Marc VDS Racing Team）、アロンソ・ロペス（Lightech SpeedUp）と実力者が上位に続いた。

　小椋は最初のアタックでは1分36秒998の12番手タイム。連続アタックでタイムを縮めようとするが、自己ベストを更新できない状態が続いた。

　Q2中盤にはサム・ロウズがオールタイムレコードを更新する1分35秒791の驚速タイムをマーク。暫定トップが入れ替わった。また僚友のアルボリーノが2番手に続いた。

　ロウズの記録した新レコードは破られることはないまま予選が終了。圧倒的な速さを示したロウズが、前戦スペインGPから2戦連続のポールポジションを獲得した。2番手はロペス、3番手はアルボリーノだ。

　小椋は予選を通じてアタックを続けたが、序盤に記録した自己ベストを更新することができず。最終的に16番手で予選を終えた。