アストンマーチンのセバスチャン・ベッテルは、F1で最後の鈴鹿サーキットでのレースとなった日本GPで6位入賞。この結果について「この週末は楽しかったし、鈴鹿の全てが好きなんだ」と語った。
ウエットコンディションとなった3年ぶりのF1日本GP。ベッテルは9番グリッドから好スタートを決めたが、1コーナーの手前でフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)と接触してポジションを最後尾付近まで落とすことになった。
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その後赤旗中断を経て、後方から追い上げるレースを展開。しかしベッテルは真っ先にウエットタイヤからインターミディエイトに交換する戦略を採り、大きくジャンプアップ。その後もポジションを守り切り、最終的には0.011秒アロンソを抑えて6位フィニッシュを果たした。
ベッテルはこれで、前回のシンガポールGPでの8位入賞に続き、2戦連続での入賞となった。
「僕らは、マシンを本来あるべきところに持ってくることができた。僕らよりもずっと速いアルピーヌを引き離すことができたし、最後はなんとか持ち堪えることもできた」
ベッテルはそう語る。
「今週末は本当に楽しかった。そして、この鈴鹿の全てが好きなんだ」
「彼(アロンソ)はスタートが悪かったから、僕は左に並びかけたんだ。僕はスタートはうまくいったけど、ホイールスピンして、アクアプレーニングにも見舞われてコントロールを失いかけた。その後アロンソと接触してしまい、完全にコントロールを失ってしまった。でも最終的には素晴らしいリカバリーができたと思う」
「最後(アロンソとのバトル)はとても近かったね。彼は少しアグレッシブだったと思う。でもちょっと混乱があった。僕は無線を失っていたからサインボードを見たんだけど、レースディレクションがレース距離について考えを変えたみたいだ。僕は分からなかったけど。でも、僕らはうまくやれたと思う」
好結果の要因となったのは、前述の通り早めにインターミディエイトタイヤに履き替えたことだ。これはチームの判断なのかと尋ねられると、ベッテルは次のように語った。
「レース前から話していたことで、チームとしてはうまくいった。コンディションを判断して僕が決断を下したんだけど……うん、とてもうまくいったね」
ベッテルは今季限りでF1から引退することを決断している。そんな中でも好結果が続いていることについて、「諦めないことを周囲に示すのは重要なのか」と尋ねると、ベッテルは次のように語った。
「正直に言って、対極的にはそれはどうでもいいことだ。僕自身に対しては重要だけどね」
そうベッテルは語った。
「僕は当然、勝つために日々を過ごしている。これまでの人生でもそうだった。でも、ここ鈴鹿では素晴らしい走りができたよ」
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