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【エンジン車よ永遠なれ!】1990年代初頭、トヨタがスープラに搭載した「280psツインターボ」の1JZ-GTEは、GT-R用のRB26DETTを凌ぐ力作だった!

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【エンジン車よ永遠なれ!】1990年代初頭、トヨタがスープラに搭載した「280psツインターボ」の1JZ-GTEは、GT-R用のRB26DETTを凌ぐ力作だった!

TOYOTA SUPRA & SOARER & Mark-II etc/1JZ-GTE

 筆者は1JZ-GTEを大いに気に入り、70スープラを2台乗り継いだ。社外のマフラーに交換すると、美しい直6サウンドが一段と際立ったものだ。とにかくアクセルを踏むのが楽しみだった。
 その後、1JZ-GTEはVVT-iの採用により十分なレスポンスとトルクが得られることから、ツインターボをやめてシングルターボに変化する。最大トルク値も37.0kgmから38.5kgmへと上昇し、発生回転数は4800rpmから2400rpmになった。実際にドライブしても、確かに力強さはかなりのレベルだった。だが吹き上がりのフィーリングは、ツインターボのほうがよかったといまでも思っている。踏み始めのズドンと来る感じもそうだ。

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 1JZ系エンジンは、排気量を500cc拡大して3リッターの2JZにグレードアップする。最大トルク値46.0kgmの最強版2JZ-GTEが、80スープラやアリストなどに搭載された。これまた乗ると「国産最強」をヒシヒシと感じた。それでも、吹き上がりやエグゾーストサウンドは1JZ-GTEのほうがいいと感じた。2JZ-GTEはもちろん力強さでは文句はないが、なんとなくこもった感じの鈍い音なのが残念だった。

 ちなみに当時、チューニング業界では、2JZの腰下に1JZのヘッドを組み合わせた、1.5JZなるチューニングがあった。筆者もドライブしたことがあるが、1JZのよさと2JZのよさを兼ね備えていて、「これぞ最高!」と感じたことを思い出す。
 1JZ-GTEはRB26DETTの影に隠れ、それほどの名声は得られなかった。だが個人的には歴代No1のお気に入りエンジンである。

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みんなのコメント

122件
  • 1JZがGT-Rをしのぐかといわれると。。。でも1Jもまぎれもなく名車だよ
  • 何時もの事だが、この手のトヨタの高性能エンジンは、
    ヤマハの手が加えられており、1JZ-GTEもそうしたエンジンだった。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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