仏ルノーは8月24日、コンパクトハッチバック「クリオ」(日本名 ルーテシア)が登場から30周年を迎えたと発表した。
クリオはBセグメントで「フォルクスワーゲン ポロ」や「フォード フィエスタ」などのライバルを抑え、2013年以来セグメントリーダーの座にある傑作フレンチコンパクト。その初代は1990年に登場しており、昨年デビューした現行の5代目まであわせると、30年で1,500万台のセールスを誇るルノーきっての売れ筋モデルなのだ。間も無く5代目も新型ルーテシアとして国内導入される見通しだ。
クリオの特徴は、しなやかな足回りがもたらす快適性と、機能性を突き止めたパッケージング、派手さはないが他ブランドとは一風異なる仏車らしいスタイリングなどなど。走りを追求したグレードも高い評価を得ており、初代にはF1コンストラクターとコラボした「クリオ・ウィリアムズ」、2代目には後席を取り払いV6ユニットを押し込んだ「クリオ V6」、最近ではルノー・スポールが手がける「クリオ R.S.」などホットなモデルも存在する。こうしたチューンを受け入れる懐の深さも、クリオが長年にわたり人気を維持してきた理由の一つだろう。
新たな技術を積極的に取り入れることもクリオの美点。その証拠に、生誕30周年となる本年、5台目モデルへ初のハイブリッドモデル「クリオ E-TECH ハイブリッド」を設定し、電動化に大きく舵を切った。同モデルが搭載するハイブリッドパワートレーンは、ツインモーターと自然吸気エンジンを組み合わせたシステムで、都市部での走行は80%を電気だけで賄い、ガソリンエンジンモデルに比べ燃料消費を40%程も抑制できるという。一方で、F1エンジン由来の技術がエネルギーマネジメントシステムに使われ、キビキビした加速も楽しめそうだ。
多様な魅力でファンの心を掴んできたクリオ。ハイブリッドもあわせ、5代目モデルの幅広い国内展開に期待したい。
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