FCAジャパン(ポンタス・へグストロム社長、東京都港区)は20日、アルファロメオのスポーツセダン「ジュリア」とSUV「ステルヴィオ」を一部改良し、10月3日に発売すると発表した。両モデルとも価格を抑えた新グレード「スプリント」を追加し、既存ユーザーだけでなく、国産車ユーザーからの代替と顧客化も狙う。
高速道路での運転をサポートするハイウェイアシストシステムなどを備え、ブランド初となる自動運転の「レベル2」を実現した。また車内のインフォテインメントシステムを刷新し、8・8㌅のタッチスクリーンと純正ナビゲーションシステムを装備。インテリアの質感も高めた。
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最も価格を抑えた新グレードのスプリントは、ジュリアが500万円を切る460万円、ステルヴィオが589万円(消費税込み)。メディア向けに開催したオンライン発表会でアルファロメオプロダクトマネジャーの平野智氏は「価格訴求力だけでなく、装備も充実させた。輸入車ユーザーだけでなく幅広い層に購入を検討いただける」と強調した。
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