ついに開幕を迎えた2020年のル・マン24時間レース。今季は新型コロナウイルスの影響で開催が遅れたが、なんとか開催にこぎつけた。
走行初日となった17日(木)にはフリー走行2回に続き、18日(金)に行なわれれる“ハイパーポール”進出をかけた予選も実施されるというタイトなスケジュールで、各クラス上位6台の枠をかけたタイムアタックが行なわれた。
■ル・マン3連覇に向けて準備は万端。中嶋一貴「小さな積み重ねが大きな差になる」
ル・マン3連覇のかかるTOYOTA GAZOO Racingは今回、ル・マン向けの低ダウンフォース仕様のパッケージを持ち込み。その評価を行ない、45分間の予選へと挑んだ。
なお7号車は小林可夢偉、8号車は中嶋一貴がステアリングを握り、コースへ向かった。
LMP1クラスで、小林は3分17秒089をマークしトップに。中嶋はこれに3分17秒336と僅かに遅れた。中嶋はアタックを続けるが、小林のタイムを更新することはできなかった。
レベリオン、バイコレス勢は、レベリオン1号車のブルーノ・セナが3分21秒598をマークし、約4.5秒差で3番手につけた。4番手にはバイコレス4号車、5番手はレベリオン3号車だ。
なおLMP1クラスは参戦が5台のため、6台が参加できるパイパーポールには自動的に全台が進出となる。
LMP2クラスでは激しいタイムアタック合戦が展開。37号車のウィル・スティーブンスが3分27秒097でリードすると、ユナイテッド・オートスポーツの22号車が続いていた。
その後、レーシングチーム・ネーデルラント29号車のニック・デ・フリーズが3分26秒648でスティーブンスのトップタイムを更新した。そこにG-Drive26号車のジャン・エリック・ベルニュ、ユナイテッド・オートスポーツ32号車のアレックス・ブランドルが続いた。
今季、ハイクラスレーシングからWECに参戦する山下健太はこの予選でステアリングを握ると、最終的に予選6番手。ギリギリでハイパーポールへの進出権を獲得した。
GTE Proクラスではアストンマーチン・レーシング95号車と97号車がトップ2につけ、以下AFコルセ51号車と71号車、ポルシェGTチームの91号車と92号車がトップ6に並んだ。
GTE Amクラスではアストンマーチン・レーシングの98号車がトップに立ち、TF SPORT90号車、GULF RACING86号車、LUZICH RACING61号車、DEMPSEY - PROTON RACING77号車、TEAM PROJECT 1の56号車という並びとなった。
18日(金)はフリー走行4回目が現地時間10時から1時間行なわれ、その後ハイパーポールが現地時間11時30分から開始される予定だ。
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