ランボルギーニが2024年のWEC(世界耐久選手権)とIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に送り込むLMDh車両『SC63』が、イモラでシェイクダウンされた。
7月のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでの発表から1ヵ月弱。ランボルギーニにとっては『ムルシエラゴGT1』以来となる、ル・マン24時間に挑戦するマシンが初走行を迎えた。ステアリングを握ったのは、ファクトリードライバーのアンドレア・カルダレッリだ。
【ギャラリー】ランボルギーニ、LMDh車両『SC63』をイモラでシェイクダウン
シェイクダウンということもあり、10日(木)の走行は動作チェックに加え、車両とハイブリッドエンジンの理解を深めることが主な目的だった。テストにはランボルギーニのモータースポーツ部門であるスクアドラ・コルセのメンバーと、パートナーチームであるアイアン・リンクスのメンバーが立ち会っており、開発作業を加速させるために数日間テストが実施される見込みだ。
今回走行したSC63は、先月発表されたものとは特に空力面で顕著が違いがある。例えばルーフ部分はエアインテーク前方に4つのストレーキがあり、リヤウイング上部にも追加のエレメントが確認できる。
ランボルギーニ初のプロトタイプスポーツカーであるこの車両は2024年3月のWEC開幕戦カタールでデビュー予定であり、サルト・サーキットのル・マン24時間をはじめフルシーズン参戦することになる。ただIMSAの開幕戦である1月のデイトナ24時間への参加は難しいようで、IMSAでのデビューはWECカタール戦の2週間後に開催されるセブリング12時間になりそうだ。
ランボルギーニはWEC、IMSAそれぞれのカテゴリーに1台ずつを送り込むことになっているが、ル・マン24時間には2台体制で参戦するという計画もある。彼らは既にカルダレッリ以外にも、ミルコ・ボルトロッティや、元F1ドライバーのロマン・グロージャンとダニール・クビアトといったドライバーともLMDhプログラムの契約を結んでいる。
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