今年(2022年)4月に世界初公開され、6月に日本仕様グレードの「RZ」および2シーターモデル モリゾウエディション」を発表、「RZ」は本年秋頃から発売、「モリゾウエディション」は本年冬頃から台数限定で発売、抽選予約受付を本年秋頃としていたトヨタのGRカローラ。
10月3日付のリリースにて「生産上の事情」から、どちらも「本年冬頃から抽選予約受付を開始→2023年年初から台数限定で販売」という形に変更された。うーん残念。
トヨタ「GRカローラ」 残念無念の抽選予約受付延期… 楽しみが延びたと思って? その魅力に今一度迫る
ここでは、そんなGRカローラの魅力、注目ポイントについて、今一度迫ってみたい。
※本稿は2022年9月のものです
文/斎藤 聡、ベストカー編集部、写真/TOYOTA、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2022年10月10日号
■待望の4WDターボ
前後の膨らんだフェンダーが特徴的なGRカローラ。エクステリアデザインはスーパー耐久に参戦している水素燃焼エンジンを搭載するカローラとほぼ同じ。1.6L、直3ターボ+4WDには期待感しかない!
GRカローラはカローラスポーツにGRヤリスで登場した4WDシステム、GR-FOURを搭載。
ボディサイズは全長4410(+35)×全幅1850(+60)×全高1480(+20)mm。カッコ内はノーマルのカローラスポーツとの差で、かなりワイド。
前後フェンダーに特徴的なデザインが与えられトレッドもフロント60mm、リア85mm拡げられた。
車重は1470kgとノーマルより約100kg重いが心配は無用だ。
エンジンはGRヤリスと同じ1.6L、直3DOHCターボを搭載。
304ps/37.7kgmと最大トルクは同じだが、最高出力を32psパワーアップさせることで、パワーウェイトレシオはGRヤリスの4.70kg/psに対し4.85kg/psとほぼ同等だ。
写真はモリゾウエディション。3本出しのエキゾーストが精悍。軽量化、ボディ剛性アップなどスペシャルなチューニングが施される
GRカローラはカタログモデルのRZのほかに、より走行性能を追求した限定モデルのモリゾウエディションを用意する。
2シーター化により約30kg軽量化、3.1kgmのトルクアップ、ボディ補強、タイヤサイズアップ、クロスミッションが与えられている。
価格は未発表で、ベストカーではRZが500万円前後、モリゾウエディションが650万円前後と予想。
抽選申込方法については専用サイトで随時お知らせ、となっている。
■4WDのパフォーマンスに注目!!(自動車評論家 斎藤 聡)
GRヤリスに搭載される1.6L、直3ターボは、304ps/37.7kgmのハイスペック。モリゾウエディションの最大トルクは40.8kgmをマーク
GRヤリスと同じ4WDシステムですが、トレッドとホイールベースが違うので安定性は上がっているはず。
「前後トルセンLSD」とありますが、トルセンAタイプなのかBタイプ(ヘリカルタイプ)なのか。それによっても操縦性が変わってくると思います。ここがボクの注目点です。
●トヨタ GRカローラ(RZ)主要諸元
・全長×全幅×全高:4410×1850×1480mm
・ホイールベース:2600mm
・車重:1475kg
・エンジン:1.6L、直3ターボ
・最高出力:304ps/6500rpm
・最大トルク:37.7kgm/3000~5550rpm
・トランスミッション:6MT
・タイヤサイズ:235/40R18
・予想価格:500万円前後
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