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Mスポーツ、ガス・グリーンスミスの残留を発表。プーマ・ラリー1で2022年WRC全戦出場へ

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Mスポーツ、ガス・グリーンスミスの残留を発表。プーマ・ラリー1で2022年WRC全戦出場へ

 11月18日、WRC世界ラリー選手権に参戦しているMスポーツ・フォード・ワールドラリーチームは、ガス・グリーンスミスが同チームに残留することを発表し、彼が2022年シーズンのWRCにおいて、新型『フォード・プーマ・ラリー1』でフル参戦することを明らかにした。

 イギリスの名門ラリーチームは、今季最終戦の『ラリー・モンツァ』が開幕する木曜日に“WRC新時代”とも言える2022年シーズンのドライバーラインアップを発表。すでに加入がアナウンスされているクレイグ・ブリーンに続く、ふたりめのドライバーとしてグリーンスミスを指名した。

グリーンスミス、今季4人目のコドライバーにヨナス・アンダーソンを指名しWRC最終戦へ

 これによって24歳のイギリス人ドライバーは来季もフルシーズンシートを確保し、ハイブリッドシステムを搭載したうえで100%持続可能な新燃料(サスティナブル・フューエル)を使用する、まったく新しいラリー1規定車で世界選手権にコミットする。

 なお、今季第6戦ラリー・サファリ・ケニアで自身最高位となる4位を記録したグリーンスミスとともに、今シーズンのラリーを戦っているアドリアン・フルモーについては現時点で正式発表はないものの、こちらもチームに残ることが期待されている。

「2022年のMスポーツ・フォード・ワールドラリーチームの一員として、WRC史上最大のルール変更であるハイブリッド化の新時代を迎えられることに本当に興奮している!」と語るのは、今週末のラリーイベントでヨナス・アンダーソンを今季4人目のコドライバーに迎えたグリーンスミス。

「僕はこの1年を通して自分の成長にとても満足している。そうしたなかで2022年にチームを代表することは大きな意味がある。(Mスポーツ・フォードでは)男性も女性も関係なく、皆が非常に競争力のあるパッケージを作るために素晴らしい仕事をしてきたと感じている」

 Mスポーツの創設者兼マネージング・ディレクターのマルコム・ウィルソンは、「2022年のプーマ・ラリー1カーで、非常にエキサイティングな新時代に向けて、ガス(・グリーンスミス)と協力し続けられることを本当にうれしく思う」と語った。

「ガスはチームの強力なメンバーとして成長しており、来年は彼とチームとのさらなる成功を祝うことを楽しみにしている」

 チーム代表を務めるリチャード・ミルナーもグリーンスミスとの関係継続を歓迎するとともに、「私は何年にもわたってガスと緊密に仕事をしてきて、彼の成長をしっかりと見守ってきた。Mスポーツにとってガスは“ラダー・オブ・オポチュニティ(機会の梯子)”の実例である」と付け加えた。

「彼はこれを使用してさまざまなMスポーツの車両で急速に進歩を遂げ、トップレベルに到達したんだ。そんなガスとの関係を継続できることをうれしく思う」

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