世界トップレベルのシェアを誇る、スペインのヘルメットメーカーLS2からシステムヘルメットの「スコープ」が新登場した。
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LS2スコープを実際に着用した印象
まず感じたのが風の巻き込みの少なさである。フルフェイスタイプでも顎部分から走行風が侵入して目が乾いて不快な思いをすることがあるが、大型のチンカーテンのおかげで、風の巻き込みが驚異的に少ない。
また、システムヘルメットは、構造上帽体が大きくなりがちだが、スコープはコンパクトな印象である。そのおかげか風切り音も非常に静か。また、重量に関して言うと編集部実測でおよそ1.7kg程度(Mサイズ)と他メーカーのフルフェイスと比べて遜色が無い。これは長時間の着用で大きなメリットである。
特にツーリングライダーにおすすめ!
軽量かつスマートなフォルムに抜群の快適性を有するLS2「スコープ」は、ツーリングシーンでの性能が際立っている。
走行中ヘルメットの中は快適そのもの。ベンチレーションも良く機能する。信号待ちでインナーバイザーが曇ってもワンタッチで顎部を跳ね上げてジェット状態にすれば即解消するし、走り出せばベンチレーションでクリアな視界がすぐに蘇る。
システムヘルメットながらコンパクトなフォルムのスコープ。筆者は普段国内メーカーのMサイズを愛用しているが、LS2スコープのMサイズはややタイトめな印象。しばらくすれば内装が馴染むかもしれない。可能ならば試着をおすすめしたい。
ワンタッチでジェットヘルメットに変身!
顎部のボタンを押しながらチンバーを跳ね上げることで、ワンタッチでジェットヘルメットに。その状態のままヘルメットを着脱できるので、大型のチンカーテンも全く邪魔にならない。システムヘルメットならではのメリットだ。
ヘルメット底部の顎下に設けられるチンガードは非常に大型で、風の巻き込みをしっかりガードする。通常のフルフェイスヘルメットだとチンガードが大きければ着脱の邪魔になる。
メガネに干渉しないインナーバイザーを装備
眼鏡に全く干渉しなかったスモークのインナーバイザー。日の光が眩しい時間帯には重宝する装備だ。走行中トンネルに入ってもアクセルから手を放さず左手で出し入れワンタッチ。着脱する手間がないので、スモークシールドやサングラスより圧倒的に便利!
ヘルメットの着脱が億劫にならないクイックバックルを採用。
バイザーは工具などを使わずにワンタッチで外せるのでツーリング先の休憩時などでもお手入れ簡単だ。
カラーバリエーションは現在4色
カラーバリエーションはホワイト、ブラック、マットブラック、マットチタニウムの4色。ヘルメットポーチとバイザー内側にセットするピンロックシートが付属する。
LS2 HELMETS SCOPE
[ 表が省略されました。オリジナルサイトでご覧ください ]
まとめ:モトメガネ編集部
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みんなのコメント
なぜなんでしょう?
フルフェイスヘルメットは交通事故の際にダメージが頸部に集中するので致死率が上がってしまうというのに。
それなのに決まりきったようにレーサー(サーキット)はフルフェイスヘルメットだからと唱えるのです。