最新版は燃費とサウンド改善。ブラックトーンエディションが新登場
2019年秋に登場して以降、短いスパンで商品改良を行ってきたCX-30が再び魅力をアップした。これまでもエンジン性能の向上や燃費および排出ガスの改善、足回りの変更を実施してきたが、今回はe-スカイアクティブX搭載車が対象。加速時のエンジンサウンドを心地よくするため、吸気口やサイレンサー部品を変更し、シフトアップごとの変速タイミングとサウンド変化をシンクロするように工夫したという。燃費もさらに改善し、4WDのMT車はWLTCモードで17.8km/リッターをマーク。2030年度燃費基準75%達成を実現した。
「最新モデル試乗」マツダ技術陣のこだわり爆発! CX-5フィールドジャーニーの凄い実力
グレード体系が変更され、今回の試乗車、特別仕様のブラックトーンエディションが設定されたのもニュース。ブラックトーンエディションは、ドアミラーやホイールを黒系でコーディネートし、シートにレッドステッチの加飾を施したスポーティ仕様。内外装は若々しく、よりスタイリッシュに映る。インテリアの高い質感は、この価格帯の日本車としては出色だと改めて思った。
ドライビングプレジャーを感じる。全域で走り洗練
ドライブすると、たしかにこれまでと雰囲気が変わっていた。スカイアクティブXエンジンは、ビジネスライクで面白味のなかった初期型に比べると大幅にリファイン。2020年末の最初の改良で吹き上がりがだいぶイキイキとなったが、今回さらにドライビングプレジャーを感じられるように進化した。MTTならよりダイレクトにその変化を味わうことができる。
スペックは190ps/240Nmと従来と共通。エンジン特性自体にも変化はないという。しかし実際は違う。より官能的というと大げさだが、いくぶん人間味が増したように思える。低回転域からリニアにトルクが立ち上がり、4000rpmから上でもそれが頭打ちにならないスカイアクティブXの特徴が一段と際立っている。全域で駆動力をコントロールしやすい。
MTを楽しむうえで重要なアクセルオフ時の回転落ちも自然だ。オフにした直後にタイムラグなくスッと1000rpmほど落ちてくれるので、次にシフトアップするリズムをつかみやすい。これなら自然体でMTを楽しみたいドライバーにちょうどよい。
改めて感じたのは、乗り心地が本当によくなっていること。これは昨年4月の改良の賜物だ。それまでの「路面の凹凸を拾いやすく、リアの突き上げが気になった乗り味」とは一変している。後席に乗ると、より顕著に違いを感じた。
マツダ独自技術のGVC+によるハンドリングのよさは健在。操舵に対する応答遅れはなく、一体感のある操縦感覚を味わえる。「世界で最も美しいクロスオーバー」を目指したCX―30が、いっそう魅力的に進化したことを歓迎する。
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みんなのコメント
出た当時そんな評論家はいなかっただろ。
アクセルにリニアとか、どこまでも回っていく気持ちよさとか吹聴してたろ。
今度は初期型を落として、「官能的というか人間味」なんて言い出して笑える。
所詮その程度の、評価できる点の見つからないエンジンということよ。