メルセデス・ベンツの北米法人は5月22日、ミドルサイズSUV「GLE」クラスに、新グレードとなる「GLE580 4MATIC」を追加すると発表した。
今年、販売が開始された新型GLE(現時点では国内未導入)は、これまでガソリン、ディーゼルともに直6と直4のみが選択可能だったが、GLE580 4MATICは、4.0リッターV8ツインターボガソリン+マイルドハイブリッドを搭載。AMGを除くとGLEのラインアップでもっともパワフルなモデルとなる。
そのスペックは、エンジン単体で最高出力483hp 、最大トルク700Nmを発生し、これにスターターとオルタネーターを兼ねるISG(Integrated Starter Generator)を組み合わせる。ISGは必要に応じて「EQブースト」と呼ばれる電動アシストを行い、一時的に21hp/250Nmのエキストラを得ることも可能で、その強力なパワーはメルセデスの誇るAWDシステム「4MATIC」を介して4輪へと分配される。トータルで500hp を超えるゆえ、NAユニット換算の排気量を示唆するグレード名「580」は伊達ではない。
先進の48V電装により駆動されるマイルドハイブリッドシステムは、既に直6ユニットとは組み合わされていたが、V8とのマッチングは今回が初めて。もちろんV8でも、ドライブトレーンに直結することで、従来のベルト駆動型に比べパワーユニットの前後長を短縮できるというISGのメリットは不変だ。そのほか、48V電装はGLEがSUVとして初めて搭載するアクティブサスペンション「E-ACTIVE BODY CONTROL」にもパワーを提供するなど、大きな役割を果たしている。
また、AIを使った音声コントロールシステム「MBUX」や、拡張現実(AR)テクノロジーを採用するナビゲーションシステムなどハイテク装備も充実。上級グレードらしく、エアサスペンション、レザー内装、AMGラインエクステリアも標準だ。ルックスに迫力を求める向きには、オプションで22インチホイールも用意される。
先進技術を駆使した圧倒的な動力性能と豊富な装備でライバル達に差を付けるGLE580 4MATIC。その価格は76,800ドル(約845万円)からと発表されており、米国での販売開始は本年後半となる見込みだ。
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