リバティ・メディアは、同社の社長兼CEOであるグレッグ・マッフェイの2019年の報酬額が、4400万ドル(約47億円)を超える額だったことを明らかにした。
F1のオーナー企業であるリバティ・メディア。同社の社長兼CEOであるマッフェイは、F1を始め、メジャーリーグチームのアトランタ・ブレーブス、ラジオ・ネットワークであるSirius XMなど、同社の主要な投資プロジェクトを監督する立場にいる。
■F1、2019年は増益へ転じる。リバティ・メディアが経営権を握って以降初
そのマッフェイCEOの報酬額が、5月に行なわれる予定の年次株主総会に先立ち、今週アメリカの証券取引委員会に提出された声明により明らかになった。
これによれば、マッフェイCEOの報酬額はそれ以前と比較して大幅に増加し、44,045,070ドル(47億1546万5194円/4月15日の為替レートによる)になったという。なお2017年の報酬は1980万ドル(約21億2000万円)、2018年は2010万ドル(約21億5200万円)だった。
リバティ・メディアは声明で、マッフェイが挙げた実績が、報酬額引き上げを後押ししたと説明した。
「我々の報酬委員会は、マッフェイの2019年のパフォーマンスを評価した。そしてF1の戦略的なイニシアチブを支え、SiriusXMのフランチャイズを拡張した、彼の努力に注目した」
昨年の12月、マッフェイは300万ドル(約3億2000万円)の固定基本給で、契約を5年間延長している。この契約には、基本給に加え「500万ドル(約5億3500万円)の1回限りのボーナス、1700万ドル(約18億1900万円)の年間目標パフォーマンスボーナス、前払いおよび年次の株式特典」が付け加えられているという。
なお、リバティ・メディアのF1を含む2019年の全てのビジネスにおける平均給与額は9万3055ドル(約995万円)、つまりマッフェイCEOの1/473であったことも明らかになっている。
しかし2020年のリバティ・メディアは、財政面でのいくつかの課題に直面している。新型コロナウイルスの感染拡大により、F1はもちろん、メジャーリーグやそのほかのチケット販売などが大打撃を受けているのだ。
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