■日産「キャシュカイ」、中国でモデルチェンジ! 3代目登場が明らかに!
日本ではかつて「デュアリス」として販売されていた日産のミドルサイズSUV「キャシュカイ」が中国でモデルチェンジを迎えます。どのようなモデルになるのでしょうか。
キャシュカイは日産が2006年より展開しているグローバルSUVです。
日本では「デュアリス」という名前で販売され、モデルチェンジを迎えることなく2014年に販売を終了しました。
一方、日本以外の市場では2013年にモデルチェンジし、2代目へと移行します。「ローグ(日本名:エクストレイル)」の弟分的なポジションを担うミドルサイズSUVとして継続的に販売され、2021年にはe-POWERモデルを追加するフルモデルチェンジをおこないました。
その後、欧州市場などでは3代目へと移行しましたが、アメリカ(アメリカ名:ローグスポーツ)と中国ではフルモデルチェンジから2年ほど経過した現在でも、依然として2代目モデルが販売されています。
そのようなか、中国向けキャシュカイもようやくフルモデルチェンジを迎えることが判明しました。
この情報が判明したのは中華人民共和国工業情報化部(通称:工信部)のサイトです。
工信部は日本でいうところの経済産業省や総務省の業務を扱う機関となり、中国では自動車メーカーが新型車を製造・販売する前にその情報を工信部に届け出る必要があります。
2023年1月11日に公開された最新の情報では、デザインが刷新された3代目キャシュカイ(中国名:逍客)の各種画像とスペックが掲載されています。
届出された画像を見ると、エクステリアデザインはすでに欧州などで販売中のキャシュカイと基本的に同一なのがわかります。
中国仕様で異なる点はリアバンパーの造形やリフレクターの数、そしてリア右側に「東風日産」のエンブレムが存在するなどです。
このことからも、中国仕様は東風汽車と日産の合弁会社「東風日産」が製造をおこなうことがわかります。
現在販売されているキャシュカイは英国日産自動車製造会社(NMUK)のサンダーランド工場のみで製造されているため、初めて3代目キャシュカイの製造拠点が増えるということになります。
また、東風日産は2代目キャシュカイを大連工場で生産していますが、新しいモデルも同じ工場で製造されると予想されます。
■キャシュカイは中国でどのようなスペックとなるのか?
では、中国仕様のスペックはどうなるのでしょうか。
中国ではよくホイールベースを延伸させたモデルが展開されがちですが、3代目キャシュカイはそういったことはなく、届出されている寸法は全長4440mm×全幅1840mm×全高1627mm、ホイールベース2665mmと、基本的な部分は欧州仕様とほぼ同じになります。
タイヤサイズは215/45R17、235/55R18、そして235/50R19の3つが掲載されており、グレードによって異なるデザインのホイールを装備することになります。
これ以外にもツートンカラーの設定や、サンルーフ、リアバンパーへの部分的なシルバー塗装、前後灯火類意匠の差異などが見て取れます。
搭載パワートレインはすでに他市場で展開されているHR13DDT型1.3リッター直列4気筒ターボエンジン(出力155 hp)と記載されています。
これはマイルドハイブリッド用のエンジンで、KH5T型1.5リッター直列3気筒ターボエンジン搭載のe-POWERモデルとともにラインナップを構成しています。
あくまでこの届出情報はHR13DDT搭載モデルのものなので、これだけで中国にはキャシュカイ e-POWERが投入されないことになりません。
日産はすでに中国市場で「シルフィ e-POWER」を投入しており、エクストレイルもe-POWERモデルを投入予定です。
2025年までに計6車種のe-POWERモデルを投入する計画なので、キャシュカイのe-POWERモデルもそのうちのひとつとして投入されるでしょう。
正式な発表時期は不明ですが、工信部に登場したということはそう遠くない時期に発表されることを示していることから、個人的には2023年4月の上海モーターショーで正式に発表されるのではないかと予想します。
2021年におけるキャシュカイの販売台数は、欧州よりも中国のほうが多く、中国でも依然として人気のSUVとなっています。
新たに投入される次期キャシュカイがどのような評価を中国で受けることになるのか、注目です。
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