インパルのGTマシンにポテンザ
執筆:Wataru Shimizudani(清水谷 渉)
【画像】日産ブースのZ、ブリヂストンのZ【TAS2022ブース写真】 全31枚
東京オートサロンというイベントの性格上、ブリヂストンのブースはスポーツタイヤである「POTENZA(ポテンザ)」を中心とした展示がなされている。
ブース全体はサーキットをモチーフにしており、コースを模した展示台には「RE-71 RS」「S007A」、そして「アドレナリンRE004」といった最新のポテンザの商品ラインナップから、4輪モータースポーツに供給されるポテンザ・レーシングタイヤがズラリと並べられていた。
まず注目を集めた展示車両は、2022シーズンのスーパーGT GT500クラスに参戦する、チーム・インパルの日産Z GT500。新型ZのGTマシンだ。
マットブラックのボディカラー(レース参戦時は変更されるはず)にポテンザ・レーシングタイヤを装着した姿は迫力満点。今シーズンの活躍が期待される。
ほかの展示車両では、新型トヨタGR86がポテンザRE-71Sを、BMW Mパフォーマンスのパーツを装着したM4クーペ・コンペティションがポテンザS007Aを装着していた。
最新SUVタイヤ アレンザLX100
だが今回の東京オートサロンでは、世界的に続いているSUVブームからブリヂストンがSUV専用に開発したタイヤ「ALENZA(アレンザ)」にも力が入れられていた。
セダン系のクルマより背が高く、また車両重量も重いSUVでは、ふらつきを抑えて快適に走ることが求められる。
また最近のSUVユーザーはオンロード志向が強いことから、セダン並みの快適性や静粛性も要求されている。
アレンザには、オンロードコンフォートSUV向けの「LX100」とオンロードスポーツSUV向けの「001」がラインナップされている。
今回の展示では、2種のアレンザを並べて、そのパターンや形状による性能の違いなどを紹介し、アレンザLX100を装着したメルセデス・ベンツのSUV電気自動車であるEQA 250も展示されていた。
屋外イベントも開催
タイヤ以外では、スポーツ車両向けの「ポテンザ」および「プロドライブ」ブランドのプレミアムホイールなども展示された。
また、ブース内のモニターでは、佐藤琢磨選手(インディ)や山本尚貴選手(スーパーGT&スーパーフォーミュラ)、星野一義氏、鈴木亜久里氏といったトップドライバーや著名人が、モータースポーツの楽しみや将来を語り合ったトーク映像を放映。
この映像はYouTube チャンネルでも見ることができる。
さらに、屋外イベント会場では、ピストン西沢氏による同乗走行体験も実施された。
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このサイドシルエットが走るのずるい!