新生ヒョンデ発進！ ZEVのみ、オンライン販売のみで5月にオーダースタート

2022年2月8日、ヒュンダイ改め韓国の自動車メーカー「ヒョンデ」が、2009年12月の撤退以来、12年ぶりに日本市場へ復帰すると都内で発表した。

今回の導入モデルは、BEV（電気自動車）の「アイオニック5（IONIQ 5）」とFCEV（燃料電池車）の「ネッソ（NEXO）」という、ZEV（ゼロ・エミッション・ビークル）2車種。

幾何学的なデザインが特徴的なBEVのアイオニック5は、後輪駆動（170馬力および217馬力、350Nm）と4WD（305馬力、605Nm）があり、最大72.6kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載。WLTCモードで最大618kmの航続距離を実現する。4グレードの設定で、価格は479万～589万円だ。

FCEVのネッソは、最高出力95kWのFCスタックと、163馬力と395Nmを発揮する電気モーターを搭載した前輪駆動モデル。3本で計156.6Ｌの70MPa水素タンクと、1.56kWhの駆動用リチウムポリマーバッテリーで820kmの走行が可能。こちらはモノグレードで、価格は776万8300円だ。
　
販売は自社ウェブサイト／アプリからのオンライン販売のみで、5月に受注開始、7月にデリバリー開始となる予定。またサブスクリプションも展開される。点検や整備は全国の協力整備工場で実施。今夏には試乗や購入相談ができる「Hyundaiカスタマーエクスペリエンスセンター」が神奈川県横浜市にオープン予定だ。試乗車はカーシェアリングサービスのAnyca（エニカ）にも用意される。
　
果たして2度目の日本で成功できるのか、またテスラやボルボと勝負出来るのか、要注目である。

＜文＝竹花寿実　写真＝竹花寿実／編集部＞

◆アイオニック5　バリエーションと価格
・アイオニック5 ラウンジAWD：589万円
・アイオニック5 ラウンジ：549万円
・アイオニック5 ヴォヤージ：519万円
・アイオニック5：479万円

◆主要諸元
アイオニック5 ラウンジAWD(4WD・ー)　
【寸法・重量】
全長：4635mm　
全幅：1890mm　
全高：1645mm　
ホイールベース：3000mm　
トレッド：前1628／後1637mm　
最低地上高：160mm　
車両重量：2100kg　
乗車定員：5人　

【電気モーター・性能】
モーター型式：EM07／EM17　
モーター種類：交流同期電動機　
最高出力：225kW(305ps)/2800～8600rpm　　
最大トルク：605Nm(61.7kgm)/0～4000rpm　　
駆動用バッテリー種類：リチウムイオン　
駆動用バッテリー総電力量：72.6kWh
WLTCモード一充電走行距離：577km
最小回転半径：5.99m　　

【諸装置】
サスペンション：前ストラット／後マルチリンク　
ブレーキ：前Ｖディスク／後ディスク　
タイヤ：前後255/45R20　

【価格】
589万円(消費税率10％込み)

◆主要諸元
ネッソ(FF・ー)　
【寸法・重量】
全長：4670mm　
全幅：1860mm　
全高：1640mm　
ホイールベース：2790mm　
トレッド：前1614／後1625mm　
最低地上高：162mm　
車両重量：1870kg　
乗車定員：5人　

【パワーユニット・性能】
FCスタック型式：水素燃料電池
FCスタック種類：固体高分子型燃料電池
最高出力：95kW(129ps)
圧縮水素タンク容量：156.6L
モーター型式：FM12　
モーター種類：永久磁石型同期電動機　
最高出力：120kW(163ps)　　
最大トルク：395Nm(40.3kgm)　　
駆動用バッテリー種類：リチウムイオン　
駆動用バッテリー総電力量：1.56kWh
100％充填基準走行可能距離：820km
最小回転半径：5.68m　　

【諸装置】
サスペンション：前ストラット／後マルチリンク　
ブレーキ：前Ｖディスク／後ディスク　
タイヤ：前後245/45R19　

【価格】
776万8300円(消費税率10％込み)

Comments

> ZEV

EEZ（排他的経済水域）かと思った。
先ずは、不法占拠中してる竹島とその周辺にある日本の海域から出てってもらっていいですか？

こんな車買う奴おらんやろ、恥やで。