ジャガー初のBEV(電気自動車)、I-PACEでサーキットを走ってぶったまげた。
九州で開かれたI-PACEの試乗会では、プログラムの最後に1周約2.3kmの中規模サーキットでのテストが待ち構えていた。ここで、前後それぞれに200psのモーターを積む、システム出力400psのI-PACEを走らせる。面白いのは最高出力550psの5ℓスーパーチャージドV8エンジンを積む、ジャガーF-PACE SVRと比較できたことだ。
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結果は、I-PACEが約1秒遅かった。ほかの試乗者、元レーシングドライバーも腕自慢編集者も、レベルの違いこそあれ約1秒の差は大体同じ。ただし、「やっぱりガソリンのほうが速いのか」と考えるのは早計だ。ストレートで180km/hを超えてなお加速を続けるF-PACEに対して、I-PACEは130km/hからの加速がガクンと鈍るからだ。航続距離を確保するためにトップスピードは抑えられているが、コーナリング区間ではI-PACEのほうが明らかに速かった。
ガソリンの代わりに電気が流れても、ジャガーはジャガーだった
乗り比べると違いは明確。ガソリンV8が回転を上げるとパワーを絞り出すのに対し、モーターは電流が流れた瞬間にバチンと最大の力が出る。だからコーナーの出口でアクセルペダルを踏んだ瞬間に、ググッと強力なトルクで立ち上がる。レスポンスがいいから、速いし楽しい。
重いバッテリーを床下に積むことで重心が低くなっているから、コーナリングフォームもI-PACEのほうが安定している。鼻先に重たい5ℓのV8を積むF-PACEは、バッターボックスに入って物干し竿を振り回す感覚。一方、I-PACEは体格に合ったバットでコンパクトにスイングする感じだ。
重心が低いことの恩恵がもうひとつ。無闇に足まわりを固めなくてもよく曲がるので、一般道では乗り心地がいい。猫科の肉食獣のようにしなやかで、かつダイナミックに走る。ガソリンの代わりに電気が流れても、ジャガーはジャガーだった。
HSR九州というサーキットを行くジャガーI-PACE。4輪の駆動力配分を制御するトルクベクタリングのおかげもありよく曲がる。オプションのエアサスも乗り心地に効いていた。JAGUAR I-PACE軽くて強いアルミニウムを車体の94%に用いるほか、前後50:50の重量配分を実現するなど、ジャガーらしいこだわりが随所に見られる。前後に搭載するモーターで駆動する4駆で、航続距離は438km(WLTCモード)。
SPEC
全長×全幅×全高:4695×1895×1565mm ホイールベース:2990mm 車両重量:2250kg 乗車定員:5名 ¥9,760,000~
Photos 柏田芳敬 Yoshitaka Kashiwada、安井宏充 Hiromitsu Yasui@Weekend.Words サトータケシ Takeshi Sato
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