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【じっくり見たい】ロールス・ロイス・ダスクin東京 ビスポークの極み、コーンズのために4台製作

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【じっくり見たい】ロールス・ロイス・ダスクin東京 ビスポークの極み、コーンズのために4台製作

CORNESのために作られた4台

text&photo:Kazuhide Ueno(上野和秀)

【画像】全4台 ダスク in 東京コレクション【細部まで見る】 全86枚

プレステージカーの頂点に位置するロールス・ロイスは、いつの時代も特別な存在であり続けている。

日本ではコーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド(現コーンズ・モータース)が1964年に輸入権を獲得して以来、ロールス・ロイスの伝道師として日本を代表するディーラーとして歩んできた。

56年間にわたりロールス・ロイスを代表する正規ディーラーとして活躍してきたコーンズ・モータースのために開発されたのが、ロールス・ロイス・モーター・カーズ初となるビスポーク・コレクション「ダスク in 東京コレクション」なのである。

「ダスク in 東京コレクション」は、英国のロールス・ロイス本社があるグッドウッドのロールス・ロイス・ビスポーク・コレクティブによって開発されたもので、さわやかな晴れた日に東京の都心部の超高層ビル群から眺めた美しい夕焼けをオマージュしたという。

製作されたのはファントム、カリナン、ドーン、レイスの4モデルで、それぞれ限定1台の合計4台のみとなる。

外装色は「ダスク in 東京」

「ダスク in 東京コレクション」最大の特徴は、「ダスク in 東京」と名付けられた特別色にある。

一見するとグレーに見えるが青磁のような色合いで、アルミニウムとマイカを含んだ塗料により光を屈折させると共に何層ものベースコートとクリアコートで仕上げられている。

ライティングにより様々な表情を見せる、奥行きのある味わい深い印象を放つ。

この外装色にアクセントを与えるのが、ローズゴールドのコーチラインだ。地平線に日が沈む様子をイメージしたもので、ボディサイドに彩りを添えている。

そして「ダスク in 東京コレクション」の存在を誇示するのが、ローズゴールド仕上げのスピリット・オブ・エクスタシーだ。

夕暮れ時の街を彩るオレンジとピンクの夕日を表現したもので、この色の仕上げのスピリット・オブ・エクスタシーは日本初となる。

そして4モデルに共通する装備が、夕陽をイメージしたローズゴールドで仕上げたビスポーク・オーディオ・グリルで、ブラック基調のインテリアに温かみを与えている。

ファントム

フラッグシップ・モデルのファントムでは、外装色、コーチライン、スピリット・オブ・エクスタシー、ビスポーク・オーディオ・グリルといった「ダスク in 東京」共通の特別装備に加え、インストゥルメント・パネルがオープンポア・ロイヤル・ウォールナットとなる。

フェイシアにはローズゴールドのクロックが組み込まれた。

価格は他のオプションも含めて、8707万1000円。

カリナン

SUVの王者たるカリナンも「ダスク in 東京コレクション」が製作された。ダークなカラーが多いカリナンにあって明るいボディカラーが新鮮である。

共通の特別装備に加え、トリムはオープンポア・ブラックウッドが採用され、SUVの力強い精悍さを反映したダークな仕上げとされた。

価格は他のオプションも含めて5728万9000円となる。

ドーン

スタイリッシュな4シーター・コンバーチブル・モデルのドーンは、よりエレガントなイメージを漂わす。

こちらは共通の特別装備に加え、インストゥルメント・パネルはオープンポア・ロイヤル・ウォールナットで仕上げられている。

価格は他のオプションも含めて5408万8000円となる。

レイス

流麗なファストバック・スタイルに加え、最も駿足さを誇るのがレイスだ。

このエレガントなスタイルが、「ダスク in 東京」で華麗に仕立て上げられた。

外装色を始めとする共通の特別装備に加えインストゥルメント・パネルはオープンポア・ロイヤル・ウォールナットとなる。

価格は他のオプションも含めて5317万7000円。

ロールスの粋を手にする

どれもこれまでのロールス・ロイスのイメージを打ち破る仕上げで、繊細でエレガンスを感じさせるデザインは、日本とイギリスが共有する美的価値観を反映したもの。

その結果、洗練され落ち着いていながら、個性的な「コレクション」といえる。

56年間にわたって日本でロールス・ロイスを手掛けてきたコーンズ・モータースだからこそ成し得た、他に類のない作品。

この「コレクション」を選ぶことは、日本のロールス・ロイスの歴史と粋を手にすることでもある。

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みんなのコメント

1件
  • 安物車に見えるね。
    80年代のロールスは威厳と品格が有ったよ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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