2022年12月9日、マツダはフラッグシップ セダン&ワゴンの「マツダ6(シックス)」を商品改良するとともに、初代アテンザの誕生から20周年を記念した特別仕様車などを設定して予約受け付けを開始した。発売は同年12月下旬を予定している。
「匠塗」第4弾の新色を専用色として国内初採用
マツダ6は、マツダのフラッグシップ モデルとなるセダン&ワゴンだ。2002年に発表された初代「アテンザ」が前身で、輸出名は「マツダ6」だった。
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2012年に3代目にフルモデルチェンジされた現行型が2019年にマイナーチェンジされたとき、グローバルな統一名称を採用して、日本仕様も車名をマツダ6に変更した。アテンザ/マツダ6は、初代から2022年4月までにグローバルで約390万台を販売し、世界で約260の賞を受賞している。
今回追加された「20th アニバーサリーエディション(Anniversary Edition)」は、初代アテンザの誕生から20周年を記念した特別仕様車だ。XD Lパッケージをベースに、ボディカラーはマツダ独自の塗装技術「匠塗(TAKUMINURI:たくみぬり)」による特別塗装色第4弾となる新色「アーティザンレッドプレミアムメタリック」を専用色として国内初採用した。透明感と熟成した濃厚な深みの両立を目指した、プレミアムな価値を訴求する、より深みの強い赤色だ。ボディカラーは、ロジウムホワイトプレミアムメタリックも選べる。
また、特別装備には以下のようなものがある。
●エクステリア:フロントフェンダー部バッジ、シルバー塗装のフロントグリル、高輝度塗装の19インチ アルミホイールなどを専用装備
●インテリア:20th ロゴ入りフロントシートヘッドレスト、レガーヌ/タンカラーのインテリアトリム、ナッパレザーシート(サイドはナッパレザー/タンカラー、センターはレガーヌ/タンカラー)、マットブラウンヘアラインのインパネデコレーションパネルを専用装備
●チルトアップ機構付き電動スライドガラスサンルーフを特別装備
搭載エンジンは2.2Lの直4ディーゼルターボで、6速ATを組み合わせる。駆動方式は、FFと4WDを設定している。
スポーティな世界観を進化させた新グレードも登場
従来型のマツダ6には「ブラックトーンエディション」というスポーティな特別仕様車を設定していたが、今回、この世界観を進化させた新グレード「スポーツアピアランス(Sports Appearance)」を設定した。
エクステリアにブラックトーンエディションで採用したブラックメタリック塗装の19インチ アルミホイールやグロスブラックのドアミラーカバーに加え、新たに前後シグネチャーウイング/フロントバンパーロアガーニッシュ/ルーフレールをブラックで統一し、マツダ6の持つスポーティさをさらに強調している。
搭載エンジンは、2.5Lの直4ガソリンと2.2Lの直4ディーゼルターボの2種で、いずれも6速ATを組み合わせる。駆動方式は、ガソリンはFFのみだが、ディーゼルは4WDも設定される。
また、マツダ6 シリーズ全体の商品改良としては、以下のようなものがある。
●2.2Lディーゼルターボエンジンの出力・トルク向上
●パワーステアリングのモーターアシストを変更
●運転支援機能「クルージング&トラフィック・サポート」の新採用
●ワイヤレス アップル・カープレイとワイヤレス充電(Qi)の新採用
●ボディカラーの変更。ロジウムホワイトプレミアムメタリックとプラチナクオーツメタリックの2色を新採用
●Lパッケージでシートカラーのバリエーションを変更し、ブラックナッパレザーを設定
主なグレードと車両価格(税込)は、20S(2L ガソリン/AT/FF)の296万2300円からXD 20th アニバーサリーエディション(2.2L ディーゼル/AT/4WD)の466万2900円。なお、マツダ6はセダンとワゴンで同じ車両価格となっている。(写真:永元秀和)
マツダ6 XD 20th アニバーサリーエディション 主要諸元
※<カッコ>内は、ワゴン XD スポーツアピアランス
●全長×全幅×全高:4865×1840×1450mm<4805×1840×1480>
●ホイールベース:2830mm<2750>
●車両重量:1620kg<1630>
●エンジン:直4 DOHCディーゼルターボ
●総排気量:2188cc
●最高出力:147kW(200ps)/4000rpm
●最大トルク:450Nm(45.9kgm)/2000rpm
●トランスミッション:6速AT
●駆動方式:横置きFF
●燃料・タンク容量:軽油・62L
●WLTCモード燃費:17.8km/L
●タイヤサイズ:225/45R19
●車両価格(税込):442万2000円<389万8400円>
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みんなのコメント
現行車種はみんなトヨタと協業した「アドバンス」なのに、フラッグシップのはずの6は「プラス」のまま。
放置感が隠しきれなくなってる。