ホンダ、MDXハイブリッドを初披露

ホンダは23日、米ニューヨークオートショーで3列シートSUV「アキュラMDX」のマイナーチェンジモデルを公開した。アキュラMDXは、3列シートのラグジュアリーSUVとして米国で販売ナンバー1を誇る。ニューヨークオートショーでは、今年後半に追加予定のハイブリッドモデルが初披露された。

新設定のハイブリッドモデルは、3モーターハイブリッドシステム“スポーツハイブリッドSH-AWD”を搭載する。3リッターV6ガソリンエンジンと7速DCT（デュアルクラッチトランスミッション）およびモーターの組み合わせにより、3.5リッターガソリンモデルを35hp上回る325hpを達成する。

また今回のマイナーチェンジでは、1月のデトロイトモーターショーに出展された「アキュラ プレシジョン コンセプト」のデザインエッセンスを取り入れ、新意匠のフロントグリルや、スポーティ感を高めたフロントデザインを新たに採用。装備面では、全グレードに先進安全装備「アキュラ ウォッチ」を標準採用した。

MDXはこれまで同様、米アラバマ工場に加え、2017年初頭からはオハイオ州の工場でも組み立てが行われる。発売はガソリンモデルが今夏、ハイブリッドモデルは今年後半が予定されている。

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