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フォーミュラE第4戦メキシコシティePrix:ジャガーのエバンスが独走V。日産のブエミは3位表彰台

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フォーミュラE第4戦メキシコシティePrix:ジャガーのエバンスが独走V。日産のブエミは3位表彰台

 フォーミュラEシーズン6第6戦メキシコシティePrixの決勝レースがエルマノス・ロドリゲス・サーキットで行なわれ、ジャガーのミッチ・エバンスが優勝した。

 予選でトップタイムを記録したのは、アンドレ・ロッテラー。今季から参戦しているポルシェに初のポールポジションをもたらした。2番グリッドにつけたのはジャガーのミッチ・エバンス。予選3番手のパスカル・ウェーレイン(マヒンドラ)はチームメイトのジェローム・ダンブロシオ共々ギヤボックス規定違反によるグリッド降格ペナルティを受け、最後列からのスタートを強いられた。

■フォーミュラE三亜ePrxの開催延期が決定。WHOのコロナウイルス緊急事態宣言を重視

 45分+1周の決勝レースがスタート。ターン1ではロッテラーとエバンスが軽く接触。イン側をとったエバンスがホールショットを奪い、一方のロッテラーは4番手に順位を落とす格好となった。

 2周目、ニコ・ミュラー(ドラゴン)がターン1で姿勢を乱しクラッシュ。これによりセーフティカーが出動することとなった。その後、残り35分でレースは再開。エバンス、ブエミ(日産・e.ダムス)、ロッテラーというトップ3のオーダーとなった。

 トップのエバンスは快調なペースで逃げる。そんな中、残り30分頃から各車続々と最初のアタックモードを起動。サム・バード(ヴァージン)がブエミを交わし2番手に浮上した。

 ポールポジションからスタートしたロッテラーは接触があったのか、マシンにダメージを負い後退。ロッテラーは後にレースを終えることとなった。

 残り20分、4番手争いが白熱する中、ニック・デ・フリーズ(メルセデス)とアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(DSテチータ)が互いにファンブーストを発動してホームストレートでサイド・バイ・サイド。しかしデ・フリーズはブレーキングで止まりきれず、ロビン・フラインス(ヴァージン)を巻き込む形でオーバーランしてしまった。これにより、ダ・コスタとジャン・エリック・ベルニュのDSテチータ勢が4番手、5番手に浮上した。

 レースは残り10分を切った。DSテチータの2台は3番手を走るブエミを追う。アタックモード発動中にチームオーダーで順位を譲り合うなどチグハグな場面もあったが、最終的にダ・コスタはブエミを交わして3番手に。次の標的は2番手のバードとなった。

 ダ・コスタはスタジアムセクションでバードに仕掛けるが、バードは最後のアタックモードをここで発動し応戦した。しかし、32周目のターン3でなんとバリアに接触。まさかのミスでバードは戦列を離れた。

 チェッカー直前には、ポイントリーダーのストフェル・バンドーン(メルセデス)が単独クラッシュ。メルセデス勢にとっては苦しい週末となった。

 2番手以下のバトルを尻目に、エバンスは終始独走。十分なリードを築いた状態で最後はペースを落とし、トップでチェッカーを受けた。今季4人目のウイナーだ。

 2位は2戦連続となるダ・コスタ。3位には今季ここまで苦しいレースが続いていたブエミが入り、今季初表彰台を獲得した。

 4位以下はベルニュ、アレクサンダー・シムズ(BMW)、ルーカス・ディ・グラッシ(アウディ)、オリバー・ローランド(日産・e.ダムス)、エドアルド・モルタラ(ヴェンチュリ)、ジェームス・カラド(ジャガー)、ウェーレインとなった。ウェーレインは最後尾スタートからのポイント獲得となった。

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