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『キットカット』がF1公式チョコレートバーに。2025年よりパートナーシップを開始

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『キットカット』がF1公式チョコレートバーに。2025年よりパートナーシップを開始

 F1と『キットカット』は、一見すると正反対のように見えるふたつの世界だ。休憩のためのチョコレートバーと、アドレナリンとスピードで成功するスポーツとの間に共通点があるのだろうか? しかし11月11日、2社はともに『ネスレ』社のKitKat(キットカット)をF1の公式チョコレートバーとして発表した。これは驚きの、そして少々予想外の複数年にわたるパートナーシップだ。

 90周年を迎えるキットカットと75周年を迎えるF1にちょうど間に合うように、このコラボレーションは2025年シーズンに始まる。F1ファンのレーストラック体験に遊び心のあるひねりを加えることになるこの新たな提携には、チョコレート以上のものを期待できるだろう。

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 この提携により、一部のグランプリでファンアクティベーション、賞品プレゼント、没入型キットカットファンゾーンが導入され、あらゆるものが同ブランドのトレードマークであるユーモアと、象徴的な『Have a Break, Have a Kit Kat(休憩してキットカットを食べよう)』というモットーに包まれることになる。

 両社によると、この動きは、たとえ高速でハイリスクなF1の世界であっても、休憩を取ることの重要性を強調することで、大きく異なりはするものの同じように情熱的なふたつのファン層を結びつけることになるという。

「キットカットのような世界的に認知された楽しいブランドがパートナーとして加わることを大変うれしく思います」と、F1の最高商務責任者であるエミリー・プレイザーは述べた。

「彼らは世界中で愛されています。彼らがコースでファンにどのような素晴らしい体験を提供してくれるのか、そして彼らがスポーツに引き入れてくれる新しい観客を見るのが待ちきれません」

 F1にとって、この提携は単にラインアップに新たなブランドを加えるということではない。これは、レースウイークにちょっとした気楽なチョコレートのような魅力を吹き込むということだ。

 ネスレの視点から見ると、この契約は同社の伝説的なチョコレートブランドにとって理想的な組み合わせだ。彼らははすでにレッドブルのセルジオ・ペレスの個人スポンサーとなっている。

「F1は、特に若い世代の間で急速に成長している、多様なファン層を持つ世界的な驚異だ」とネスレの戦略事業部門およびマーケティング・セールス部門の責任者であるベルナール・ムニエは述べている。

「世界的に過密なスケジュールで行われるF1は、みんなに休憩の時間を取るよう思い出させる完璧なプラットフォームをキットカットに提供する」

 メッセージは明確だ。コース上でのどきどきするようなアクションの合間に、キットカットはF1ファンに甘いひとときを味わってほしいと考えている。

「このスリリングなスポーツに当社の特徴である楽しさをもたらし、世界中のファンに思い出に残る体験を提供できることをうれしく思う」

 キットカットの『Have a Break』メッセージがF1サーキット中に広がるにあたって心の準備をしよう。それはピットストップを、ファンがリフレッシュしてレースの楽しい面を祝えるスイートスポットに変えるだろう。結局のところ、激しい競争のなかで休憩を楽しめないなんて誰が言っているのだろうか?

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みんなのコメント

6件
  • tai********
    どんどん縮むお菓子の代表選手。

    日本のキットカットだけが極端に小さいそうです。
    元の食べ応えのあるサイズに戻らないかな。
  • fxnhe501
    かつては、ペヤングがF1の公式カップ焼きそばであった(違)。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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