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ブレンボがEICMA2024で最新技術を世界初公開! MotoGP用NEWブレーキキャリパーも登場

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ブレンボがEICMA2024で最新技術を世界初公開! MotoGP用NEWブレーキキャリパーも登場

新しいMotoGPブレーキキャリパーなど登場

 高性能ブレーキシステムの世界的リーダーであるブレンボは2024年11月7日から10日にかけて一般公開されたミラノモーターサイクルショー(EICMA)2024で独自の最新イノベーションを世界初公開しました。

バイクのブレーキシステム 「ラジアルマウントキャリパー」は何が凄い?

 スーパースポーツバイク向けPRO/PRO+パッケージ、Distinctaブレーキ・クラッチマスターシリンダー、M4.32ブレーキキャリパー、新しいMotoGPブレーキキャリパーなど、多彩な新製品が披露されています。

 ブレンボはブレーキ技術の限界を押し上げるために日々努力を重ねていますが、その証しと言えるのがスーパースポーツバイク向けの新しいPRO/PRO+パッケージです。

 同パッケージは他社製品と一線を画す性能、信頼性、デザイン性を誇り、業界の新基準を打ち立てる高性能ソリューションとなっています。

 ブレンボPROパッケージのフロントブレーキは、T-DRIVEフィン付きディスクとニッケルめっきを施したHYPUREキャリパーを特徴とし、優れた制動力と放熱性を発揮。

 もう一方のブレンボPRO+パッケージは、T-DRIVEフィン付きディスクとGP4スポーツプロダクションブレーキキャリパーを採用し、究極の性能と耐久性を発揮します。

ツーリングアドベンチャーセグメントに向けた新製品

 Distinctaブレーキ・クラッチマスターシリンダーは、ツーリングアドベンチャーセグメントに新たに仲間入りしたスタイリッシュで機能性に優れた新製品です。

 ブレーキマスターシリンダーは無駄をそぎ落とした外観を特徴とし、隠しレバーピン、軽量化のための先進デザイン技術、エルゴノミクスに配慮した最適なレバーポジション調整などの工夫が凝らされています。

 また、性能と実用性を両立させたM4.32ブレーキキャリパーは、モノブロック構造が優れた剛性と強度を発揮。便利なパッド交換システムはメンテナンスを容易にし、際立つブレンボのロゴがその高い品質を表しています。

2025年シーズンから22名の全選手に新型キャリパーを提供

 MotoGPのブレーキングインスピレーションパートナーを務めるブレンボは、2025年シーズンから22名の全選手に新しいレーシングキャリパーを提供。

 この最先端キャリパーには、制動力と放熱性を高める大型パッドを採用したほか、ブレーキングエリアを広げることで接地圧と正確な制御を最適化し、キャリパー/台座固定ホイールベースを強化することで安定性と精度が改善されています。

 また、ブリーダーが便利な位置にあるため手早いメンテナンスが可能と、イノベーションとパフォーマンスに対するブレンボの取り組みが、これらの新製品にはっきりと表れています。

 ブレンボは今後もブレーキ技術の限界に常に挑戦し、ライダーの目標実現を後押しすると発表しています。

 EICMA 2024ではこのほか、グループブランドであるバイブレ(Bybre)からもSSV(サイド・バイ・サイド・ビークル)向け、特にその過酷さで知られるダカール・ラリー向けに開発した2つの画期的レース用製品が披露されました。

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みんなのコメント

1件
  • toi********
    モノブロックのラジアルマウントが一般化しつつあるが、次のブレークスルーは何だろうね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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