「日本カー・オブ・ザ・イヤー2019-2020(COTY)」で、私が10点(満点)を投じたのは「マツダ3」でした。
COTYではまずは、今年販売された新型車の中から投票によって上位10台が選ばれます。その投票日直前、マツダ3の試乗会が箱根でおこなわれました。そこで目にしたボディカラー「ソウルレッド」の進化系「ソウルレッドクリスタルメタリック」を纏ったマツダ3は、驚くほどスタイリッシュでした。
2019年、もっとも気になった3台はコレだ! Vol.3 日下部保雄編
澄みきった秋空の下、とくにファストバック(5ドア・ハッチバック)の佇まいが美しく、私の中で赤丸急上昇!
それまでもマツダ3には何度か試乗しましたが、これほどまでに美しいとは、正直思いませんでした。箱根マジックでもあったのでしょうか?(笑)
その後、選ばれた上位10台をあらためて試乗する「10ベスト試乗会」のときも、国産車で右ハンドルなのに、ウインカーをだすとき、無意識にハンドル左側のレバーを動かしてしまい、自分でも笑ってしまいました。おそらくインテリアやクルマの雰囲気から、私の脳が“輸入車”と、勘違いをしてしまったのかもしれません。
マツダ3は、パワートレーンのバリエーションが豊富なのも魅力です。ガソリン・エンジン、クリーンディーゼルターボ・エンジン、さらに「スカイアクティブX」と呼ぶマイルド・ハイブリッドの3種類から選べます。
とくにスカイアクティブXは、ディーゼル・エンジン並みのトルクと低燃費を、ガソリン・エンジンの気持ちのいい走りと両立。そういえば、スカイアクティブX搭載モデルの試乗中、なんだか楽しくなって鼻歌を歌ってしまったほど。
マツダ3は、クルマの愉しさをあらためて教えてくれた1台でした。
ベスト・オブ・輸入車:ジャガー I-PACEジャガー初のピュアEV(電気自動車)が「I-PACE」。このところ、ジャガーはスタイリッシュなSUV「F-PACE」、「E-PACE」を立て続けに市場に投入しましたが、ジャガー第3のSUVはなんとEV!
ジャガーは今、スポーツタイプのSUVが人気を集めています。I-PACEもSUVですが、全高は1565mmと比較的低く、SUVというよりは少し背が高いハッチバックといった雰囲気でスポーティ。ちなみにボディの多くはアルミで作られており、高剛性と軽量化を両立しました。
I-PACEは高性能モーターを2基搭載。搭載するリチウムイオンバッテリーは総電力90kWh、満充電時の航続距離は438km(WLTCモード)に達します。静止状態から100km/hまでに要する時間はわずか約4秒。スポーティな見た目にふさわしい高性能です。
実際運転すると、驚くほど速い! アクセルをちょっと踏むだけで、シートバックに背中が押され、クルマは驚くほど前に進みます。
見た目と走りにくわえ、インテリアも魅力的です。3つのタッチ式ディスプレイが、先進感を高めていて、I-PACEらしさを引き立てます。
カッコよくて速くて、しかも先進的! ジャガー初のEVは魅力がたっぷりつまった1台でした。
2020年、再試乗したい1台:ロールス・ロイス カリナンあらためて、というか、まだ試乗していません。見ただけ、座っただけなんです。なにしろロールス・ロイスのSUVですから、いくら自動車業界で仕事をしている私でもなかなか乗れません。
まず2018年、日本国内で指をくわえながら「カリナン」を見て、今年7月、ドイツ・ミュンヘンにあるミュージアム「BMWワールド」で見て、座りました。
そのとき、ラゲッジルームに装備された折り畳みシートとカクテル・テーブルが自動で出てくる「ビューイング・スウィート」にうっとり。さすがロールス・ロイス! アウトドアも優雅に楽しめそうです。
今年9月、六本木ヒルズで開催されたロールス・ロイスのイベント「The Eighth Wonder」(世界8番目の不思議)に展示されていたカリナンはインパクト大でした! なんとボディカラーはヴィヴィッドな紫。「トワイライト・パープル」と呼ばれる色です。一歩間違うと下品になりかねない難しい紫が、ロールス・ロイスの手にかかればたちまち華やかで上品なセレブカラーに。インテリアは、白いシートやボディカラーと同じ紫のアクセントが個性を高めます。
とはいえ、見ているだけではつまらない! 次こそ見たり座ったりするだけではなく、しっかり“運転”したいものです。とはいえ、世界中で大量のバックオーダーを抱えているそうで……運転できる機会はまだまだ先になりそうです。残念!
文・吉田由美 写真・安井宏充(Weekend.)
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