スーパーGT第7戦オートポリスの公式練習が行われ、GT500クラスは#8 ARTA NSX-GT、GT300クラスは#25 HOPPY 86 MCがトップタイムをマークした。
午前9時からスタートした練習走行は気温11度、路面温度15度。セッションが進むにつれて徐々に太陽が雲間から顔をのぞかせる様になっていったものの、冷たい風が吹く中での幕開けとなった。
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まずセッション序盤に速さを見せたのがレクサス勢。#1 KeePer TOM'S LC500(平川亮)がトップ、2番手に#6 WAKO’S 4CR LC500(大嶋和也)、4番手に#38 ZENT CERUMO LC500(立川祐路)がつけた。ただ、ポイントリーダーの#100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴)がその間に割って入り3番手となった。
各車がそれぞれの走行プログラムを消化していく中、トップタイムも少しずつ更新されていく。セッション1時間経過を前にトップに立ったのは、1分33秒721をマークした#17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大)。#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R、#36 au TOM’S LC500が続いた。
GT300クラスのトップは昨年のオートポリスで優勝を飾っている#25 HOPPY 86 MC。ランキングトップの#55 ARTA BMW M6 GT3は5番手、ランキング2位の#31 TOYOTA PRIUS apr GTが6番手、ランキング3位の#0 グッドスマイル 初音ミク AMGが7番手と、拮抗した立ち上がりとなった。
それぞれのチームが決勝を想定した走行をしているのか、各クラスのオーダーはそれほど変わらぬままGT300クラスの専有走行がスタートするかと思われたが、その5分前に赤旗が掲示された。
GT300の4番手につけていた#88 マネパ ランボルギーニ GT3が5コーナーでスポンジバリアにクラッシュ。クラッシュパッドが散乱してしまったため、走行中断となったのだ。幸い、マシンのダメージはそれほどなく、バリアのカバーをフロントに引っかけながらも自走でピットに戻った。
セッションが再開されると、そのままGT300クラスの専有走行の時間に。しかしここでも大きくポジションを上げたマシンはなく、結局#25 HOPPY 86 MCがトップでセッションを終えた。2番手には#96 K-tunes RC F GT3、3番手に#18 UPGARAGE 86 MCがつけた。
なお、#61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)はなんらかのトラブルに見舞われてしまったのか、わずか2周走行したのみでまともにタイムを残せずに終わっている。
GT500クラスの専有走行がスタートすると、#8 ARTA NSX-GT(伊沢拓也)が1分33秒096を叩き出し、トップに浮上。その後も各車続々とタイムを更新し、めまぐるしくオーダーが入れ替わっていった。
それでも伊沢のタイムを上回るものはおらず、#8 ARTA NSX-GTがこのセッションの総合トップ。2番手に#19 WedsSport ADVAN LC500、3番手に#38 ZENT CERUMO LC500というトップ3だった。
ランキングトップの#100 RAYBRIG NSX-GTは5番手。ジェンソン・バトンがコース前半で最速ペースをマークしていたものの、最終的にトップタイム更新には0.519秒届かなかった。
日産GT-R勢は#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rの9番手で最上位。ランキング6位の#23 MOTUL AUTECH GT-RはGT500クラス最下位の15番手と苦しい展開となった。
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