現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 高性能スーパーワゴン参上!「BMW M3ツーリング」の主戦場はアーバンライフからサーキットまで!!

ここから本文です

高性能スーパーワゴン参上!「BMW M3ツーリング」の主戦場はアーバンライフからサーキットまで!!

掲載 15
高性能スーパーワゴン参上!「BMW M3ツーリング」の主戦場はアーバンライフからサーキットまで!!

マルチに乗りこなせて休日が待ち遠しくなる!

M3にワゴンボディを備えるツーリングが追加された。現行型のM3は第6世代に数えられるが、ツーリングは史上初投入となる。すでに、3シリーズのMパフォーマンス・モデルとしてはM340iツーリングがラインナップされていたが、走りの場面にサーキットを含むMハイパフォーマンスモデルならではの特別感を放つ。

【スクープ】実に17年ぶり復活となるか!? BMW5シリーズの高性能ワゴン「M5ツーリング」の市販型デザインを大予想!

【画像13枚】M3ツーリングのディテールやユーティリティを確認する

フロントビューはM340iとは異なりM3セダンやM4と同じ縦長のキドニーグリルを採用。サイドビューで注目したいのは車幅が80mm拡大していること。つまり、M340iと比べてフェンダーが片側だけで40mmも張り出しているということだ。リアビューはハイグロスブラック仕上げのルーフから連続するリアスポイラーの後端に小型のスポイラーが重ねられている。さらにリアディフューザーを備え、両サイドからは4本出しのMスポーツエキゾーストシステムが備わりM3に相応しい熱量の大きさを主張する。

エンジンはMハイパフォーマンスモデル専用となるS58型3L直列6気筒ツインターボを搭載。しかも、M3ツーリングが積むのは標準ではなくコンペティション仕様なので最高出力30ps、最大トルク100Nm上乗せされ、それぞれ510psと650Nmを発揮する。組み合わせるのは、8速スポーツATとM xDriveだ。

まずは、ATのセレクター右手前にあるセットアップスイッチでエンジン特性をスポーツにする。エフィシェントに対してアクセル操作に対する応答性が鋭くなるものの、市街地走行で余計な気遣いを要求するほどではない。ただ、Mスポーツエキゾーストシステムの制御が変わるので、エンジンの音量が増しアクセルを戻すとボボボッという脈動音が加わる。気持ちが刺激され、積極的なアクセル操作がしたくなる。

それでいて、トルクが盛り上がり加速に勢いがつくのは3000rpmからなので、速度にして約40km/hとなり、市街地走行でも刺激を期待する気持ちが満たされる。だからといって、エンジン制御をスポーツ+にするとアクセル操作に対する応答性が過敏になりすぎる。路面の荒れに影響されペダルが少しでも動くと、走りがギクシャクしかねない。エンジン音には低周波の排気音が重なってくるだけに加速時の迫力が一段と増すが、サーキットを走る際の楽しみに残しておいた方がよさそうだ。

広い荷室に遊び道具を満載する場面を思い浮かべるだけで楽しくなってくる
だが、スポーツでも刺激の度合いがさらに高まる場面がある。高速道路の本線合流では、2速7200rpmで92km/hなので合法圏内。トップエンドまでパワーがギッシリと詰まっている実感があり、タコメーターに視線を飛ばすタイミングを失うほど吹け上がりが鋭い。なおかつ、ATの変速タイミングと応答性の選択が可能なドライブロジックをS(マニュアル)の3にすれば、右側のパドルを指先で弾いた瞬間にデュアルクラッチ式DCTと変わらない素早さで3速へ。エンジン回転数は4800rpmに乗り、パワーが急上昇する過程なので加速の勢いはそのまま保たれる。

ダンパーの減衰力を連続可変制御するMアダプティブサスペンションは、市街地ならコンフォートでいい。そもそものサスペンション設定は硬めだが、コンフォートなら乗り心地を損なわないギリギリの制御になり、路面が荒れていても衝撃の角だけを削り落としているように感じるので不快な突き上げ感とは無縁。そのため、ツーリングの用途にふさわしく家族を乗せて休日のロングランをする場面でも、乗り心地について不満を突きつけられずに済むはずだ。

室内スペースは、大柄な男性が4名乗車をしても窮屈感を覚えることがない。荷室は500Lが確保され、遊び道具を満載する場面を思い浮かべるだけで楽しくなる。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

スバル新型「すごいフォレスター」登場に反響あり! 水平対向エンジン×本格ハイブリッド搭載に「楽しみ!」の声も! 日本発売は一体いつ?
スバル新型「すごいフォレスター」登場に反響あり! 水平対向エンジン×本格ハイブリッド搭載に「楽しみ!」の声も! 日本発売は一体いつ?
くるまのニュース
「えっ、4つのリングのマークじゃない!?」 アウディが新ブランドを立ち上げ なぜ“4リングス”を使わない? 世界最大市場での戦略とは
「えっ、4つのリングのマークじゃない!?」 アウディが新ブランドを立ち上げ なぜ“4リングス”を使わない? 世界最大市場での戦略とは
VAGUE
「山賊もやし炒め定食」はパンチの効いた味濃いめ! 東関道「湾岸幕張PA」
「山賊もやし炒め定食」はパンチの効いた味濃いめ! 東関道「湾岸幕張PA」
バイクのニュース
7番グリッドスタートも、苦しい苦しいレースを強いられた角田裕毅。しかしペレスを抑え切り9位確保「FP1から良いマシンを手にできれば……」
7番グリッドスタートも、苦しい苦しいレースを強いられた角田裕毅。しかしペレスを抑え切り9位確保「FP1から良いマシンを手にできれば……」
motorsport.com 日本版
ホンダ『CRF1100L  Africa Twin』リコール…加速不良、転倒のおそれ
ホンダ『CRF1100L Africa Twin』リコール…加速不良、転倒のおそれ
レスポンス
SUPER GTの「LM corsa」をサポートする「TWSプリンセス」4人組のスタイルが良すぎ! 爽やかなコスチュームを纏う彼女たちは普段何してる?
SUPER GTの「LM corsa」をサポートする「TWSプリンセス」4人組のスタイルが良すぎ! 爽やかなコスチュームを纏う彼女たちは普段何してる?
Auto Messe Web
F1マシンを脇に歌舞伎……来春鈴鹿のグリッドでも! 日本GPアンバサダーに就任した市川團十郎「息子と歌舞伎の扮装で踊る計画を」
F1マシンを脇に歌舞伎……来春鈴鹿のグリッドでも! 日本GPアンバサダーに就任した市川團十郎「息子と歌舞伎の扮装で踊る計画を」
motorsport.com 日本版
フェルスタッペン、苦しい1年を戦い抜いた4連覇は”誇り”「ある意味、とても特別で美しいシーズンだ」
フェルスタッペン、苦しい1年を戦い抜いた4連覇は”誇り”「ある意味、とても特別で美しいシーズンだ」
motorsport.com 日本版
MAXWIN、ヘルメット取付タイプのGPS搭載ドラレコ「MF-BDVR001G」発売
MAXWIN、ヘルメット取付タイプのGPS搭載ドラレコ「MF-BDVR001G」発売
レスポンス
空冷6気筒の水平対向! RRレイアウト! ポルシェになれなかったGMの「コルヴェア」とは
空冷6気筒の水平対向! RRレイアウト! ポルシェになれなかったGMの「コルヴェア」とは
WEB CARTOP
「パフォーマンスやスピードは昨年と比べ物にならない」トヨタWRC勝田貴元、2024年は自身の成長を実感した1年に
「パフォーマンスやスピードは昨年と比べ物にならない」トヨタWRC勝田貴元、2024年は自身の成長を実感した1年に
motorsport.com 日本版
水道代がかからないしエコだからって「井戸水」「雨水」洗車はNG! キレイにならないどころか塗装を傷める可能性もあった
水道代がかからないしエコだからって「井戸水」「雨水」洗車はNG! キレイにならないどころか塗装を傷める可能性もあった
WEB CARTOP
スライドドア採用! ホンダの「2ドア“MR”ハッチバック」がスゴイ! まさかのミッドシップでめちゃ楽しそうな「ステップ“バス”」とは
スライドドア採用! ホンダの「2ドア“MR”ハッチバック」がスゴイ! まさかのミッドシップでめちゃ楽しそうな「ステップ“バス”」とは
くるまのニュース
ホンダ『S660』用HKSインタークーラーキットがリニューアル、ブラックメッシュホース使用で軽量化
ホンダ『S660』用HKSインタークーラーキットがリニューアル、ブラックメッシュホース使用で軽量化
レスポンス
NY発ファッションブランドが本気のカスタマイズ!「エメ レオン ドレ」流ポルシェが「鮮烈」デビュー
NY発ファッションブランドが本気のカスタマイズ!「エメ レオン ドレ」流ポルシェが「鮮烈」デビュー
Webモーターマガジン
「タイヤの摩耗が早い」「買い取り価格は期待できない」EVにまつわる巷のウワサ6つの真実
「タイヤの摩耗が早い」「買い取り価格は期待できない」EVにまつわる巷のウワサ6つの真実
THE EV TIMES
【スクープ】スバル「アウトバック」の次期型はワゴンボディからSUVに激変! 日本再発売もある!?
【スクープ】スバル「アウトバック」の次期型はワゴンボディからSUVに激変! 日本再発売もある!?
LE VOLANT CARSMEET WEB
トヨタの「“2階建て”ハイエース!?」公開! 5人寝られる&「立って歩ける」内装が超スゴイ! ファンルーチェ「セレンゲレティ/ウラルエイジア」お台場で実車展示
トヨタの「“2階建て”ハイエース!?」公開! 5人寝られる&「立って歩ける」内装が超スゴイ! ファンルーチェ「セレンゲレティ/ウラルエイジア」お台場で実車展示
くるまのニュース

みんなのコメント

15件
  • ブヒブヒ(笑)
  • クルマはイイけどさ、見出しの”アーバンライフからサーキットまで!!”って。
    あーばんらいふ 笑  ずいぶん旧来のワードで。

    そもそも”主戦場はアーバンライフからサーキットまで!!” ”主”戦場なら、ひとつに絞られたものだろ。

    へんてこライター。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1440.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1249.81448.0万円

中古車を検索
M3 ツーリングの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1440.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1249.81448.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村