現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 中国EVメーカーが破産申請 ヒューマン・ホライゾンズ資金難、HiPhi(ハイファイ)親会社

ここから本文です

中国EVメーカーが破産申請 ヒューマン・ホライゾンズ資金難、HiPhi(ハイファイ)親会社

掲載 85
中国EVメーカーが破産申請 ヒューマン・ホライゾンズ資金難、HiPhi(ハイファイ)親会社

欧州進出の夢破れる

中国の高級EVブランド、HiPhi(ハイファイ)の親会社であるヒューマン・ホライゾンズ(華人運通、Human Horizons)が破産を申請した。事業拡大のための資金集めに失敗した。

【画像】奇抜スタイルで攻めまくった中国高級EV【HiPhi X/Y/Z の3車種を写真で見る】 全38枚

破産申請は8月8日、中国・塩城市の経済技術開発区の裁判所によって正式に発表された。同社は2024年2月に事業再編の一環として、HiPhi X、Z、Y の3車種のEVの生産を一時停止していた。

ヒューマン・ホライゾンズは、パンデミックの影響による販売不振とサプライチェーンの逼迫による生産コストの増加を受けて、再編と合弁事業パートナー探しを進めていた。第一汽車や長安汽車とのハイレベルな協議を行ったことが報じられているが、事業を存続させるために必要な投資を集めることができていない。

HiPhiのブランド名の権利をはじめ、ヒューマン・ホライゾンズの事業は第三者に買収される可能性がある。しかし、この件に関するいかなる決定も、今後は中国の裁判所が行うことになる。

裁判所の声明にはこう書かれている。「(ヒューマン・ホライゾンズの)資産はすべての負債を返済することはできないが、再編の価値と可能性はある」

ヒューマン・ホライゾンズは2017年、中国自動車業界のベテランであるディン・レイ氏によって設立された。2020年には、初の市販モデルであるHiPhi Xを中国のEV市場に投入した。

Xは全長5200mmの電動SUVで、大胆なスタイリングとガルウィングのサイドドアが特徴的だ。Xは合計出力600psのツインモーターを搭載し、0-100km/h加速3.9秒、最高速度200km/hを誇る。97kWhの駆動用バッテリーにより、中国のCLTCテストサイクルで550kmの航続距離を実現した。

HiPhiは2023年に欧州市場に参入する計画を発表し、XはドイツのTUVから乗用車のホモロゲーション認可を受けていた。しかし、今年2月にセダンのZ(写真)、SUVのYとともに生産停止となった。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

18年ぶりに復活を遂げたトヨタ新型「クラウン・エステート」“待望”の発売! SUVの魅力をプラスした「新発想ワゴン」は635万円から
18年ぶりに復活を遂げたトヨタ新型「クラウン・エステート」“待望”の発売! SUVの魅力をプラスした「新発想ワゴン」は635万円から
VAGUE
ヒョンデ、『インスター』4月導入でEV普及を加速…新拠点開設やパートナーとの連携強化へ
ヒョンデ、『インスター』4月導入でEV普及を加速…新拠点開設やパートナーとの連携強化へ
レスポンス
軽自動車にこそEVがピッタリです。ル・ボラン編集部が選ぶ! 「EVアワード」日産サクラ
軽自動車にこそEVがピッタリです。ル・ボラン編集部が選ぶ! 「EVアワード」日産サクラ
LE VOLANT CARSMEET WEB
18年ぶり復活のトヨタ新型「クラウン“エステート”」! 「ワゴンとSUVの融合」実現した“デザイン”に込められた“想い”とは
18年ぶり復活のトヨタ新型「クラウン“エステート”」! 「ワゴンとSUVの融合」実現した“デザイン”に込められた“想い”とは
くるまのニュース
トヨタ「クラウンエステート」登場! “シリーズ第4”のモデルはなぜ「SUV×ワゴン」融合した? 伝統の「エステート」名称“復活”にかけた開発の想いとは【開発者インタビュー】
トヨタ「クラウンエステート」登場! “シリーズ第4”のモデルはなぜ「SUV×ワゴン」融合した? 伝統の「エステート」名称“復活”にかけた開発の想いとは【開発者インタビュー】
くるまのニュース
56年前の「ランボルギーニ」がオークションに登場 名スーパーカー「カウンタック」以前の“4人乗りランボ”とは
56年前の「ランボルギーニ」がオークションに登場 名スーパーカー「カウンタック」以前の“4人乗りランボ”とは
VAGUE
マルティン、MotoGP第3戦アメリカズGPも欠場へ。第4戦カタールでの復帰も不透明「思うように回復できず、本当に苦労している」
マルティン、MotoGP第3戦アメリカズGPも欠場へ。第4戦カタールでの復帰も不透明「思うように回復できず、本当に苦労している」
motorsport.com 日本版
レクサス [LS]2013年モデルが想像以上に良すぎる件!! マイナーチェンジってウソだろ!?
レクサス [LS]2013年モデルが想像以上に良すぎる件!! マイナーチェンジってウソだろ!?
ベストカーWeb
新車購入で後悔したくないなら徹底チェック! 購入前にディーラーの実車で穴が空くほどガン見して確認すべき項目とは
新車購入で後悔したくないなら徹底チェック! 購入前にディーラーの実車で穴が空くほどガン見して確認すべき項目とは
WEB CARTOP
トヨタ新型「クラウンエステート」発表! “ワゴン×SUV”を「よりメッキきらめくスタイル」に! スタイリッシュなモデリスタパーツを設定、KINTOでも取り扱い開始!
トヨタ新型「クラウンエステート」発表! “ワゴン×SUV”を「よりメッキきらめくスタイル」に! スタイリッシュなモデリスタパーツを設定、KINTOでも取り扱い開始!
くるまのニュース
レーシングブルズとエクソンモービルが燃料パートナー契約を締結。レッドブルファミリー全体との提携が強化
レーシングブルズとエクソンモービルが燃料パートナー契約を締結。レッドブルファミリー全体との提携が強化
AUTOSPORT web
動かす前に何をすべき!? 冬の間に乗らなかったバイクのメンテナンス
動かす前に何をすべき!? 冬の間に乗らなかったバイクのメンテナンス
バイクのニュース
ワゴン×SUV!? トヨタ新型「クラウンエステート」18年ぶりに復活! 完成された16代目クラウン独自の「乗り味」とは【試乗記】
ワゴン×SUV!? トヨタ新型「クラウンエステート」18年ぶりに復活! 完成された16代目クラウン独自の「乗り味」とは【試乗記】
くるまのニュース
高速道路に「人が運転していない」トラックが出現…なぜ? 一般車の自動運転と何が違うのか
高速道路に「人が運転していない」トラックが出現…なぜ? 一般車の自動運転と何が違うのか
乗りものニュース
トヨタ新型「クラウンエステート」正式発表! ワゴン×SUVとして18年ぶり復活の理由は? ブランド70周年で4モデル揃う!エステートが担う役割とは 635万円から設定
トヨタ新型「クラウンエステート」正式発表! ワゴン×SUVとして18年ぶり復活の理由は? ブランド70周年で4モデル揃う!エステートが担う役割とは 635万円から設定
くるまのニュース
スバル新「クロストレック」発表! 鮮烈な「オレンジ」ボディ採用した“サンブレイズ仕様”に大注目! 同時に「インプレッサ」と「レヴォーグ」特別仕様車も公開!
スバル新「クロストレック」発表! 鮮烈な「オレンジ」ボディ採用した“サンブレイズ仕様”に大注目! 同時に「インプレッサ」と「レヴォーグ」特別仕様車も公開!
くるまのニュース
「アントネッリ圧倒は必須とは思っていない」先輩ジョージ・ラッセル、”速いヤツは最初から速い”理論を提唱
「アントネッリ圧倒は必須とは思っていない」先輩ジョージ・ラッセル、”速いヤツは最初から速い”理論を提唱
motorsport.com 日本版
ホンダ『ZR-V』のゴツゴツ感を低減、スタビリティも向上させるテインの車高調「フレックスZ」発売
ホンダ『ZR-V』のゴツゴツ感を低減、スタビリティも向上させるテインの車高調「フレックスZ」発売
レスポンス

みんなのコメント

85件
  • たまちゃん
    EV崩壊の第一歩、これで終わりではない、これから続々と中国のEV車メーカーは行き詰まりが表面化してくるだろう。
    終わりの始まりに過ぎない。
  • sak********
    いよいよ始まったようだね。
    これから延々と続くだろう「終わりの始まり」現象。
    闇は深い!
    これから数百社が次々と倒産していくだろう。
    その数百社が造って売った数千万台のEV車が突然動かなくなり(ソフトウエアの遠隔承認、UPdエートが倒産で出来なくなるからだ)、大混乱に陥るだろう。
    冬季の厳寒期ならば数万人の凍死者が出ても、おかしくないのだ。
    恐ろしい話だ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村