宿泊事業を手掛ける株式会社大伴リゾートは、2022年6月11日(土)富士河口湖エリアに「旅の駅 kawaguchiko base(山梨県富士河口湖町)」をオープンする。
同施設は、都心から約90分のアクセス良好な立地に「ストア」「レストラン」「イベントスペース」の3つを備えた新世代型「道の駅」となっており、今後は周辺の素泊まり宿泊者の利用を想定した朝食の提供を企画するほか、来年にかけてワイナリーやグランピング施設などの開業も予定されているという。富士河口湖エリアへのツーリングを予定している方は要チェックだ。
コロナ禍で大きな打撃を受けた富士河口湖エリアに、SDGsに配慮した新世代型”道の駅”「旅の駅 kawaguchiko base」が開業インバウンド・マイクロツーリズム等、多様な旅人を受入れ滞在型観光を推進する拠点を目指す― 2022年6月11日(土)開業 オープニングレセプション開催ー
山梨県富士河口湖町で宿泊施設の運営を手掛ける株式会社大伴リゾート(本社:山梨県南都留郡富士河口湖町 代表取締役社長:伴一訓)は、多様な旅人を受け入れ、富士河口湖町の滞在型観光を推進する拠点となる新世代型”道の駅”(類似施設)とも言える「旅の駅 kawaguchiko base」を2022年6月11日(土)に開業いたします。また、同日オープニングレセプションを開催いたします。
新世代型”道の駅”「旅の駅 kawaguchiko base」開業へ|事業背景&ストーリー新型コロナウィルス流行以前の2019年まで富士河口湖町は日本有数のインバウンド観光の中心地として毎年外国人観光客数が増加している地域であり、2019年には外国人宿泊者数(延べ宿泊者数)が約69万人まで増加した富士山日本一と共に日本が誇る有数のインバウンド観光地です。
また、観光客の急激な増加に伴い宿泊施設も増加傾向にあり町内には約550軒もの宿泊施設が建ち並びます。その中で民泊などを含めた小規模宿泊施設が大多数を占め、素泊まりのみを提供する簡易宿所(客室4室以下の施設)が約450軒と宿泊のキャパシティを多く保有する地域です。2022年現在、新型コロナウィルスの影響で観光入込客数は2019年ピーク時の観光入込客数と比べて30%以下まで落ち込むなど富士河口湖町の観光は新たな局面を迎えています。
一方で富士河口湖町は都心から自動車にて約90分とアクセスが良く、新型コロナウィルス流行後提唱された「マイクロツーリズム」の目的地として首都圏からの根強い人気を得るなど新たな側面を持ち始めています。
大伴リゾートは富士河口湖町で代々、貸別荘やホテルなどの宿泊事業を展開してきました。新型コロナウィルスの流行によって宿泊施設利用者は大きく落ち込んでいましたが、徐々に新型コロナウィルス流行前の状態に戻りつつあります。
しかし、コロナ禍の余波による不確実な状況を危惧し、大伴リゾートは宿泊事業だけでなく小売業・飲食業など多角的な視点を持って新たな事業を展開することにより、Afterコロナにおける富士河口湖町の観光業の再建と地域経済の活性化に貢献していきます。
富士河口湖町の新しい形の拠点|事業コンセプト大伴リゾートは、河口湖ぐるみで富士河口湖町をまるごと楽しむことのできる場と機会を提供することを目的とした事業を展開いたします。その拠点施設として2022年6月に「旅の駅 kawaguchiko base」を河口湖北岸エリアに開業いたします。また、本事業は富士河口湖町が持つ観光地ならではの地域課題を見つけ解決し、SDGsの理念の元、持続可能な観光地(地域)づくりを行う基点となる場を創出します。
以下、3つの異なるBase(拠点)の機能を本事業の事業コンセプトとし、ゆたかな旅の拠点を目指します。
■Base1:地域コミュニティを創出する拠点
都心から自動車にて約90分でアクセス可能なことや甲府市~富士吉田市をつなぐ交通量の大きな幹線道路に接するこの立地の優位性を活かし、インバウンド観光やマイクロツーリズムなど多様な旅人を迎えるだけでなく、地域住民も含め世代を超えて集まれる場としての役割を担います。
この場所で出会い、多様な旅人や地域住民同士がつながり、共同しながら地域課題を解決する大きな力を持ったコミュニティを創出し、常に新しい地域課題に対して検討・解決の実証実験を行えるような体制を構築します。
■Base2:地域の挑戦する人を応援する拠点
本施設は生産者の手で丁寧に作られた選りすぐりの地産食材や、地域事業者がこだわり抜いて作った商品を多数取り扱うなど地域の生産者・事業者の協働により地域内経済の循環を促進することで、事業拡大拠点としての役割を担います。
施設の様々な場所で河口湖のライフスタイルの体験や地産商品のデモ販売を定期的に行うなど地域で挑戦する人へ場や機会を提供し、本施設が基点となり町中で新しいチャレンジが生まれるような持続可能な地域を目指します。
また、地域住民が自己実現や夢を叶えることのできる場所として、様々な挑戦が可能な仕組みづくりを展開いたします。
■Base3:地域の魅力を紡ぐ拠点
旅行者・地域住民など多様な人が集まる場所には地域の様々な魅力が集まります。本事業はその様々な地域の魅力が集まる場所としての機能だけでなく、地域の新しい価値や、元々ある魅力を小さくても丁寧に紡いでいくことで地域資産の掘り起こし行います。
地域資産を掘り起こすだけにとどまらず、現代のニーズにあった形で発信していくことにより、富士河口湖町に関わる人がこの地域に愛着を持ち、関わる人自ら、自分の住む地域の価値を磨き上げていくようなより良い地域づくりの土台を創出していきます。
旅の駅 kawaguchiko baseのロゴについて「旅の駅 kawaguchiko base」のロゴには家紋である「中輪に土佐柏」の紋をあしらい、柏は春になり新芽が出るまで葉を落とさないことから「代が途切れない、家が続く」という由縁から本事業が末長く続いていくようにという願いが込められています。また、書体は墨で筆書したような柔らかな印象の明朝体をベースとし、文字1つ1つのディテールをより美しく整えることで温かさのあるロゴになっています。
ロゴの制作は、グローバルとローカルの融合的視点を軸としたブランドストラテジーからアートディレクション、デザイン、そして、建築やインテリア、ランドスケープまで包括的なブランドデザインコンサルティングを行う、artless inc.のCEO川上シュン氏が手がけており、本施設のトータルブランディングも行っています。
様々な機能を複合した「旅」の拠点施設|施設概要「旅の駅 kawaguchiko base」は、あらゆる商品や体験が揃った「出会い」を楽しむ新世代型”道の駅”です。4,000坪あまりの広大な敷地には地産食材などを豊富に取り揃えたストアや、山梨の自然の恵みを楽しめるレストラン、その時々の「旅」の出会いを楽しむイベントスペースなど大きく3つの機能を複合した施設で、ゆたかな「旅」の拠点を目指し河口湖をまるごと楽しめる「出会い」を提供いたします。
■ストア|あさま市場
「本物のおいしさ」にこだわって選び抜かれた2,000品目を超える商品を取り揃えた、こだわりづくしの地産マルシェで富士のふもと、清麗な自然で育った地産野菜や果物、地元農家で丁寧に作られた四季折々の味をお楽しみいただけます。歴史ある老舗の味から、若手生産者の作る新たにこの地で育っていく味まで、地産の魅力が詰まった多種多彩な商品を豊富に集めました。ストアの一角には山梨県を中心とした多彩な地産ワインをずらりと陳列した売り場を併設し、実力のあるワイナリーのワインをテイスティングしながら購入いただけます。
また、富士山の麓で70年間愛され続ける手作りパン工房「サンクルー」が新店舗を出店し、定番のパンから、ぜいたくを味わえる新商品まで豊富なパンを毎日焼き立たてで提供いたします。
あさま市場では選び抜かれた商品だけでなく、独自開発により地域にゆかりのある「本物のおいしさ」を集めたプライベートブランドを立ち上げます。おいしいことはもちろん、作り手のこだわりによって、人や地域、社会がつながり発展していく、そんな「めぐり、めぶく、しあわせ」をお届けしたいという想いを込めた商品を提供いたします。
■床面積/671m2(203坪)
■取扱商品/2,000品目以上
■営業時間/9:00~17:00
■レストラン|テラスキッチン
地域に生まれ育った自慢の味をベースにした創作料理が楽しめる富士河口湖町のゆかりを味わう地産レストランです。ご当地グルメにとどまらない、地元に愛される食卓の味、レシピ、お祝いの味をヒントにした創作料理をオープンエアーの広いテラスを備えた開放的な空間でお楽しみいただけます。
テラスキッチンでは食に関するイベントやワークショップなどを開催し、食の魅力によってもたらされる、様々な可能性を広げる取組を行います。ゆたかな食文化がこの地から育っていくような取り組みの基点になることを目指します。
また、小規模宿泊施設の多い河口湖では食事提供のない素泊まりの施設が多く、地域全体として宿泊者に食事を提供する機能が不足しています。そのような観光地である富士河口湖町特有の地域課題を解決する試みとして、「旅の駅 kawaguchiko base」では素泊まり宿泊者の利用も想定した朝食の提供を企画していきます。株式会社大伴リゾートが運営する宿泊施設の利用者はもちろんのこと、その他の宿泊事業者と連携した食事提供サービスを展開いたします。
■床面積/382m2(116坪)オープンテラス併設
■客席数/約150席(うちテラス席 約30席)
■営業時間/9:00~17:00(ラストオーダー16:00)
■イベントスペース
「旅の駅 kawaguchiko base」では、あさま市場とテラスキッチンを結ぶ広々とした多目的な場所である屋内イベントスペースと、天候に左右されることなく使用可能な深い軒下空間の屋外イベントスペースを設け、出会いや学びを楽しむ定期イベントを開催いたします。
屋内イベントスペースでは、富士河口湖町で河口湖の魅力や価値を伝える事業を行う地域事業者の個性を生かしたイベントブースを常設いたします。ワインや煎茶など食に関する学びの体験を提供する「和文化発信研究舎(本社:山梨県南都留郡富士河口湖町小立2153-1)」の体験ブースや、2021年に富士河口湖町に本社移転した「株式会社アミューズ(本社:山梨県南都留郡富士河口湖町西湖997)」が手がける、山梨県のものをはじめ国内外各地からサスティナブルアイテムを厳選した常設のミニショップが開設いたします。
屋外イベントスペースでは旅行者と地域住民との交流のきっかけとなる屋外イベントを定期的に開催いたします。富士・山梨、近隣にゆかりのある地域事業者を集めたマルシェや蚤の市など、本施設に集まるヒトやモノを基点とした出会いや交流の場を創出します。
イベントスペースで行われる様々なイベントを通して、その時々のここにしかない「旅」の出会いをお楽しみください。
■面積(屋内)/83m2(25坪)
■面積(屋外)/204m2(62坪) ※全天候型
■営業時間/9:30~16:30
河口湖北岸エリアの中心地(拠点)となる|今後の展開4,000坪あまりの広大な敷地の一画や隣接する敷地では「旅の駅 kawaguchiko base」のみならず、醸造家とぶどう農家の個性あふれるこだわりの小ロットワインを醸造する、富士河口湖町初のワイナリー(2022年8月開業予定)や、ワイナリーで醸造されたワインを地産食材とともに楽しめるレストラン併設のワインショップ( 2023年春頃開業予定)、こだわりのワインを楽しみながらゆっくりとした時間を過ごすことのできるグランピング施設( 2023年春頃開業予定)の開業を予定しており、河口湖北岸エリアの中心地となる複合的な施設を目指しています。
また、地域に根付いた様々な樹木や植物とともに10年、20年と育っていく、誰もが利用できる地域の公園のような場所をめざします。
株式会社大伴リゾートについて株式会社大伴リゾートは、山梨県富士河口湖町で地域と幅広く連携しながら共に発展していける事業を目指し、様々なタイプの宿泊施設の運営を手がけています。
敷地から富士山と河口湖をのぞみ、露天風呂・展望風呂を味わえる非日常な時間を提供する「河口湖カントリーコテージBan」、木々が並ぶゆったりとした敷地の中に建つ一戸建てリゾートヴィラ「河口湖ほとりのテラスBan」、富士河口湖町の観光の中心地に建ち、全てのお部屋から富士山を望むことのできるプチホテル「河口湖ほとりのホテルBan」など、旅の目的に合わせた河口湖での滞在をお楽しみいただけます。
■所在地/山梨県南都留郡富士河口湖町河口1772-3
■代表者/代表取締役社長 伴 一訓
■設 立/2015年9月
■事 業/観光事業、小売・レストラン事業、酒類製造事業(準備中)、賃貸ビル事業
■施設URL
河口湖カントリーコテージBan
・URL/https://www.c-ban.com
河口湖ほとりのテラスBan
・URL/https://www.hotorino-terrace.com
河口湖ほとりのホテルBan
・URL/https://www.hotrino.com
オープニングレセプション■日時/2022年6月11日(土)9:00~終了時間未定
■会場/旅の駅 kawaguchiko base 山梨県南都留郡富士河口湖町河口521-4
■プログラム/※具体的なプログラムは変更される場合がありますので、ご了承ください。
■オープニングレセプション(一般参加可)
9:00~9:10 施主挨拶(株式会社大伴リゾート|伴 一訓)
9:10~9:30 来賓挨拶
9:30~ 開業
9:30~15:10 イベント開催(富士学苑ジャズバンド演奏・和太鼓演奏・三味線演奏etc予定)
施設情報■施設名/旅の駅 kawaguchiko base
■所在地/山梨県南都留郡富士河口湖町河口521-4
■営業時間/9:00~17:00
■敷地面積/13,701m2(4,151坪)
■建物面積/1,952m2(590坪)
■駐車場台数/乗用車181台、大型バス9台、バイク・自転車駐輪場15台(サイクルスタンド設置)、EVスタンド設置
■E-mail/info@kawaguchikobase.com
■Instagram/@tabi_no_eki
・URL/https://www.instagram.com/tabi_no_eki/
リリース株式会社大伴リゾート(2022年6月1日発行)
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