マクラーレンF1チームは、6月4日、オーストリアでプライベートテストを行い、リザーブドライバーの平川亮が2022年型MCL36で走行したことを明らかにした。
TOYOTA GAZOO RacingからWEC世界耐久選手権に参戦する平川は、2024年にマクラーレンF1チームのリザーブドライバーにも就任、昨年から繰り返し旧型車でのテストを行っている。今週のテストは、オーストリアのレッドブルリンクで、2022年型マシンを使用して行われた。
平川亮が驚いたF1マシンの速さとブレーキ。マクラーレンでのテストにはWECやSFの経験が活きる部分も
チームは詳細は明かしておらず、平川はSNSを通して「MCL36で再び走る機会を提供してくれたことに心から感謝します。カナダGPでの成功を祈っています」とチームに対してメッセージを送っている。
今週、レッドブルリンクではアストンマーティンもテストを予定している。6月5日に育成ドライバーであるジャック・クロフォードが2022年型AMR22に乗り、F1初走行の機会を得る。
メルセデスも、今週、育成ドライバーのアンドレア・キミ・アントネッリのテストを計画している。メルセデスは、スペインのバルセロナでアントネッリとミック・シューマッハーを2022年型マシンで走らせる予定だ。
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