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3度のセーフティカー出動もなんのその。ヴォイジンが首位譲らず初優勝。モントーヤ2位|FIA F3スパ フィーチャーレース

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3度のセーフティカー出動もなんのその。ヴォイジンが首位譲らず初優勝。モントーヤ2位|FIA F3スパ フィーチャーレース

 ベルギーのスパ・フランコルシャンで開催されたFIA F3第9戦。7月28日(日)のフィーチャーレースではカラム・ヴォイジン(ローディン)が優勝を飾った。

 スプリントレースが行なわれた前日とは同様、レース前に降った雨によってところにより路面が湿っているという状況。予選で最速タイムをマークしたヴォイジンを先頭に、30台がスリックタイヤを履いてグリッドに並んだ。

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 全15周のフィーチャーレース。スタートではまずヴォイジンが首位をキープし、セバスチャン・モントーヤ(カンポス)が2番手、レオナルド・フォルナローリ(トライデント)が3番手で続いた。

 ただオープニングラップから、接触やコースオフが頻発。後方ではドライバーズランキング首位のガブリエレ・ミニ(プレマ)がスピンを喫して後方までポジションを落とした。

 2周目のスタブローでは、マルティネス・ステンショーン(ハイテック)とトゥーカ・タポネン(ARTグランプリ)が、それぞれスピンを喫して最終的に接触するアクシデントが発生。これで最初のセーフティカー出動となった。

 レースは7周目から再開されたが、リバージュでソフィア・フローシュ(VAR)とジョセフ・ローク(ローディン)が接触。フローシュがグラベルトラップから抜け出せなかったことで、このレース2回目のセーフティカー出動となった。

 マシン回収が終了してレースは10周目から再びリスタートが切られたが、その周には同時多発的にアクシデントが発生。アービッド・リンブラッド(プレマ)が他車からの接触を受けてリバージュでストップとなり、マリ・ボーヤ(カンポス)もターン11で単独クラッシュを喫した。

 これで3度目のセーフティカー出動となり、レースは14周目に再開。ヴォイジンは首位を守り抜きトップチェッカーを受けた。セーフティカー連発の追い風はあったものの、これが嬉しいF3初優勝となった。

 2位は元F1ドライバー、ファン・パブロ・モントーヤの息子であるセバスチャン・モントーヤ。今季初表彰だ。フォルナローリは今回の3位表彰台によって、ミニを抜いてドライバーズランキング首位に躍り出た。

 なお、スパ戦フィーチャーレースの結果、最終戦モンツァを前にチームチャンピオンが確定。名門プレマが今年のタイトルを掴んだ。

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