現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 原付二種よりも最終的におトクかも?125ccバイクの購入を検討しているライダーに見てほしい『ジクサー(150)』の3つの魅力【個人的スズキ最強説 / GIXXER 試乗レビュー(1) 解説編】

ここから本文です

原付二種よりも最終的におトクかも?125ccバイクの購入を検討しているライダーに見てほしい『ジクサー(150)』の3つの魅力【個人的スズキ最強説 / GIXXER 試乗レビュー(1) 解説編】

掲載 更新 63
原付二種よりも最終的におトクかも?125ccバイクの購入を検討しているライダーに見てほしい『ジクサー(150)』の3つの魅力【個人的スズキ最強説 / GIXXER 試乗レビュー(1) 解説編】

スズキの軽二輪クラスに249ccと154ccの2つの排気量でラインアップされているジクサーシリーズ。日本では比較的馴染みが薄い150ccクラスに投入された「ジクサー150」は一体どんなバイクなのでしょうか?

125ccと250ccバイクの中間? ジクサー(150)にはそれ以上の価値がある
冒頭からすみません。正直な話、ジクサー(150)に乗ってみるまで、日本では150ccクラスのモデルって排気量的にも使い勝手も含め「やや中途半端だろうな…」って、著者の私(岩瀬)は思っていました。

250ccバイクの人気ランキングTOP10|読者が選んだ2020年のベストモデル

軽二輪クラスとなるジクサー(150)に乗るには、普通自動二輪免許以上が必要になりますから、それなら250ccや400ccモデルを選んでしまうのが普通の感覚でしょう。

また、小型二輪免許で乗ることができ、維持費も抑えられて、移動手段としても優れる125cc原付二種クラスに人気が集中するのもわかります。

しかし、125ccと250ccの中間とも言えるジクサー(150)は、そんな“中途半端な考え”をいとも簡単に打ち砕くほど性能や使い勝手、価格やコストパフォーマンスに至るまで、全てがベストバランスに優れたバイクだったのです。

ジクサー(150)が日本で発売されたのはジクサー250シリーズよりも先の2017年になります。

メインターゲットはインドなどの東南アジア向けに開発されたバイクではありますが、低価格でありながらパフォーマンスが高いモデルとして、日本でも発売されることが決定。

海外との排気量区分の違いなどもあり、日本では比較的馴染みが薄かった150ccクラスのカテゴリーに、あえて投入された軽量スポーツモデルです。

それまで日本ではあまり存在しなかった150ccという排気量のスポーツバイクとして、日本でも受け入れられ、エントリーユーザーを中心に人気の軽二輪モデルになっています。

その後、ジクサー(150)は2020年に外装デザインを中心として大幅にモデルチェンジ。

大きく変わったヘッドライトはLED化され、全体のルックスが引き締まったストリートファイター的なデザインに生まれ変わりました。

フロントにABSを標準装備し、タンクシュラウド形状やセパレートタイプのシート、スイングアームマウントのマッドガードなどを新たに採用しています。

ジクサー150の2021年モデルは大幅なカラーチェンジを受けました。

スズキのレーシングカラー「トリトンブルーメタリック」に加え、シックな「グラススパーブラック」、印象をガラリと変える鮮やかな「パールミラレッド」の3色がラインアップ。

2021年3月24日から発売されています。

【関連記事】

軽二輪クラスに2つのラインアップ!ジクサーの150ccと250ccは何が違う?
ジクサーシリーズには150ccの他にも250ccモデルがあり、軽二輪クラスに2つもラインアップされています。

しかし、排気量のためにスケールダウンされたものではなく、エンジンは全くの別物。

ほぼ同じ車体サイズ&ディメンションに、2つの異なるエンジンを積んだモデルと言っても過言ではありません。

もちろん、排気量が約100ccも違いますから、単純な比較はナンセンスですが、ジクサー(150)は上位モデルのジクサー250と比べてみたくなるほど機能面や性能面に優れているんです。

【GIXXER(150)】■エンジン形式:空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒 ■排気量:154cc ■ボア✖️ストローク:56.0✖️62.9mm ■最高出力:14PS/8000rpm ■最大トルク:1.4kgf-m/6000rpm ■シート高:795mm ■車両重量:139kg ■タンク容量:12L ■タイヤサイズ:100/80-17・140/60-17 ■車両価格:352,000円(10%税込)

【GIXXER 250】■エンジン形式:油冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒 ■排気量:249cc ■ボア✖️ストローク:76.0✖️54.9mm ■最高出力:26PS/9000rpm ■最大トルク:2.2kgf-m/7300rpm ■シート高:800mm ■車両重量:154kg ■タンク容量:12L ■タイヤサイズ:110/70-17・150/60-17 ■車両価格:448,800円(10%税込)

排気量区分としては、共に軽二輪(126cc~249cc)となるこの2台は、細かな違いはあれど、共通のパーツも多く、車体構造もほぼ同じマシンディメンションと言えるでしょう。

一番大きな違いはやはりエンジン。ジクサー(150)は154ccの空冷単気筒で、最高出力は14馬力、ジクサー250は249ccの油冷単気筒で、最高出力は26馬力で12馬力の差があります。

車両価格が約10万円ほど違いますが、共に軽二輪のカテゴリーなので、保険や税金などの維持費もほぼ同じくらいになります。

同じ軽二輪クラスとなると、パワーの大きい方が走りやすいし、高速道路を使ったツーリングを多く想定するとならば、長い目で見れば250を選んでおいた方がいいのでは?と思えてきますが、いざ乗ってみるとジクサー(150)ならではの利点が見えてきました。

「趣味のバイク」と「実用性のバイク」を両立させたジクサー(150)の『3つの利点』
(1)軽さとコンパクトさ

こんな記事も読まれています

水平対向エンジン×MT設定アリ! 新型「スポーツ“クーペ”」初公開! 公道走行は“オプションで可能”な「RR1」米に登場
水平対向エンジン×MT設定アリ! 新型「スポーツ“クーペ”」初公開! 公道走行は“オプションで可能”な「RR1」米に登場
くるまのニュース
『アルファード/ヴェルファイア』をローダウン! テインが「HIGH.TECH」に適合追加
『アルファード/ヴェルファイア』をローダウン! テインが「HIGH.TECH」に適合追加
レスポンス
トラックも盗難とは無縁じゃない! 積荷やナンバーの盗難も多発していた
トラックも盗難とは無縁じゃない! 積荷やナンバーの盗難も多発していた
WEB CARTOP
インディカーの新型パワーユニット導入は7月。第9戦ミド・オハイオからハイブリッド時代へ
インディカーの新型パワーユニット導入は7月。第9戦ミド・オハイオからハイブリッド時代へ
AUTOSPORT web
イモラ・サーキット、グラベルトラップを増設。F1エミリア・ロマーニャGPでのトラックリミット問題解消なるか?
イモラ・サーキット、グラベルトラップを増設。F1エミリア・ロマーニャGPでのトラックリミット問題解消なるか?
motorsport.com 日本版
めちゃ可愛い! まん丸な「限定90台」スパルタモデル第2弾! 新たなコンバーチブル「アバルト F595C」特別仕様車が登場
めちゃ可愛い! まん丸な「限定90台」スパルタモデル第2弾! 新たなコンバーチブル「アバルト F595C」特別仕様車が登場
くるまのニュース
俳優・押田岳の「あの“絶版旧車”に乗りたい!」──Vol.8 カワサキ900 スーパー4  Z1ウエマツ30周年モデル
俳優・押田岳の「あの“絶版旧車”に乗りたい!」──Vol.8 カワサキ900 スーパー4 Z1ウエマツ30周年モデル
GQ JAPAN
リーズナブルな価格帯で大ヒット間違いなし!?ホンダの新型クロスオーバーSUV「WR-V」の実力検証
リーズナブルな価格帯で大ヒット間違いなし!?ホンダの新型クロスオーバーSUV「WR-V」の実力検証
@DIME
ロータスのハイパーSUV「エレトレ」にベースグレードを追加。デリバリーは今秋以降を予定
ロータスのハイパーSUV「エレトレ」にベースグレードを追加。デリバリーは今秋以降を予定
月刊自家用車WEB
6割が「意味知らない」 道路の「謎の白いひし形」マークとは!? 無視したら「反則金9000円」の可能性も!? 遭遇したら気を付けるべきことは何か
6割が「意味知らない」 道路の「謎の白いひし形」マークとは!? 無視したら「反則金9000円」の可能性も!? 遭遇したら気を付けるべきことは何か
くるまのニュース
BYDがピックアップトラック市場に参入…電動モデル『シャーク』発表
BYDがピックアップトラック市場に参入…電動モデル『シャーク』発表
レスポンス
遂に「SUBARU×KINTO」スタート! BRZなど8車種が選べる新車サブスクサービス
遂に「SUBARU×KINTO」スタート! BRZなど8車種が選べる新車サブスクサービス
グーネット
スプリント週末でもアプデ投入。強気姿勢のハースF1、イモラ戦で比較テスト実施へ「自らのプロセスを信じている」
スプリント週末でもアプデ投入。強気姿勢のハースF1、イモラ戦で比較テスト実施へ「自らのプロセスを信じている」
motorsport.com 日本版
[カーオーディオ・プロショップに行こう♪]プロなら、車内のエンタメ環境を整えられる!
[カーオーディオ・プロショップに行こう♪]プロなら、車内のエンタメ環境を整えられる!
レスポンス
ランドローバーがグレード体系を変更、装備を拡充した「ディフェンダー」の2025年モデルを受注開始
ランドローバーがグレード体系を変更、装備を拡充した「ディフェンダー」の2025年モデルを受注開始
@DIME
「販売終了!」日本限定10台「最後の“NA”」エンジン! 公道のゴーカートと称される「超軽量オープンカー」ファイナルエディション発表
「販売終了!」日本限定10台「最後の“NA”」エンジン! 公道のゴーカートと称される「超軽量オープンカー」ファイナルエディション発表
くるまのニュース
ロータス注目のSUV「エレトレ」、価格や仕様の詳細が発表に!現在好評受注中、デリバリーは今年秋以降
ロータス注目のSUV「エレトレ」、価格や仕様の詳細が発表に!現在好評受注中、デリバリーは今年秋以降
LE VOLANT CARSMEET WEB
ミハエル・シューマッハーの時計コレクション、約6億円8000万円で落札。なおオークションはサイバー攻撃で遅延
ミハエル・シューマッハーの時計コレクション、約6億円8000万円で落札。なおオークションはサイバー攻撃で遅延
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

63件
  • 125㏄が人気なのは、都心・首都圏の駐輪事情を考えればこそ。
    高速道路を重視するなら、150㏄どころか250㏄の方が良いし、いやもっと1000ccにすればよい(大型自二保有なら)。
    車を保有している向きからすれば、高速道路料金を考慮すればバイクは有り得ず、ファミリーバイク特約や燃費、駐車場の豊富さから125㏄がベストの選択になる。

    つまり、125㏄が売れてるのは訳があるってこと。
  • 所有するバイクに対する満足度は、コストの少なさでは表せない。
    そんな短絡的ではない楽しさがバイクの面白さ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村