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カスタムカー文化を支えるトーヨータイヤ 東京オートサロン2023の注目アイテムは?

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カスタムカー文化を支えるトーヨータイヤ 東京オートサロン2023の注目アイテムは?

ケン・ブロックのEVマシン登場

著名なラリードライバーで、スタントドライバーとしても世界中のクルマ好きを愉しませてきたケン・ブロック氏が新年早々にスノーモービルの事故によって急逝した。享年55歳。

【画像】東京オートサロン2023のトーヨータイヤ・ブース【会場写真】 全51枚

神業テクニックを駆使し、超絶ドリフトや極限のヒルクライムを行う大人気動画の「GYMKHANA(ジムカーナ)」シリーズは、総再生回数が10億回以上にもなっており、モータースポーツの醍醐味をクルマ好きだけでなく、数多くの人々にも伝えてきたケン・ブロック氏の訃報を悼む声がいまだ後を絶たない状態だ。

東京オートサロン2023のトーヨータイヤ・ブースに展示された「アウディS1フーニトロン」は、最新映像作品の「ELECTRIKHANA High Stakes Playground Las Vegas」でケン・ブロック氏が操った特別仕様レーシングEVで、不慮の事故で急逝しなければ、このEVモンスターと一緒に来日し、トークショーなどを行う予定であった。

「ELECTRIKHANA High Stakes Playground Las Vegas」は公開から約1か月で500万回再生に達したので、幕張メッセでケン・ブロック氏に会えるのを愉しみにしていたファンが多いと思う。

圧巻の走り 支えたトーヨータイヤ

“S1”という車名が示すように、アウディS1フーニトロンは80年代に活躍した伝説のラリーマシンである「アウディ・スポーツ・クワトロS1」をオマージュしたEVモンスターで、2つのモーターと4つの専用バッテリーを搭載した電動4輪駆動システムを採用している。ベースとなったのはアウディ・eトロンGTだ。

パワーユニットとしてAudi Sport FormulaE S5を前後に搭載し、245/40R18 97Yサイズのトーヨータイヤ・プロクセスR888Rに伝達されるトルクはシステム合計で6000Nmにもなるという。ケン・ブロック氏の圧巻のパフォーマンスを支えたサスペンションは、Rallye2 Style-Tarmacだ。

なお、トーヨータイヤは2016年にケン・ブロック氏および同氏が所属するアメリカのHoonigan Racing Divisionとパートナーシップ契約を結び、ケン・ブロック氏がフラッグシップタイヤである「プロクセス」のブランドアンバサダーとして就任。

その後、ケン・ブロック氏がグローバルブランドアンバサダーとしてトーヨータイヤ・ブランドが持つ世界観を表現し、トーヨータイヤ側はさまざまな企画において同氏のパフォーマンスを支え続けてきた。

東京オートサロンの初日に登壇した同社 清水社長は、プレスカンファレンスの冒頭、いまは亡き友人へ「まだ走ったことのない道でも果敢に挑んでいくケン・ブロックの姿に、われわれは常に共感と尊敬心をいだき、そしてパートナーであることを誇りとしてきました」とメッセージを発表した。

エクストリームスポーツの地位向上にも大きく貢献したケン・ブロック氏は、これからもクルマ好きのヒーローだ。

プロクセス新アンバサダーに木下氏

会場には、「プロクセスR888R」を装着したアウディS1フーニトロン、「プロクセス・スポーツ2」を装着したGR86 SDESIGN SD3、「プロクセス・コンフォートIIs」を装着したアウトランダーPHEV HASEPRO Ver.が顔を揃えた。

そして、新たな「プロクセス」ブランドのアンバサダーには、モータージャーナリストの木下隆之氏が起用されたことも明らかになった。

また、「オープンカントリーM/T-R」を装着したトヨタ・ランドクルーザー300 GR SPORTダカール・ラリー2023参戦仕様、「オープンカントリーA/T III(ホワイトレター参考出品)」を装着したレクサスNX350h LX-MODE Ver.、「オープンカントリーR/T」を装着したレガシイ・アウトバックGO OUT EDITIONまで展示。

あわせて新作タイヤの単体も披露された。

ドレスアップはホワイトレター「H30」で

上質なクルージング性能を追求し、環境性能も進化させたプレミアムコンフォートタイヤの「プロクセス・コンフォートIIs」、高次元のハンドリング性能とブレーキ性能を実現しつつ、環境にも配慮したプレミアムスポーツタイヤの「プロクセス・スポーツ2」、アクティブスポーツへの好奇心がみなぎるドレスアップタイヤの「H30」という3種。

その中からトヨタ・ハイエースなどに最適なタイヤとしてリリースされたH30に着目してみた。

H30は、タイヤのサイド部にブランドロゴを白文字で立体的に表現したホワイトレターを用いて疾走感をイメージ。

プライベートユースはもちろん、ビジネスユースも想定し、タイヤに求められる耐摩耗性能と車両の積載条件を考慮したサイズラインナップとなっている。

195/80R15LT 107/105N、215/65R16C 109/107R、215/60R17C 109/107R、225/50R18C 107/105Rという4サイズ展開で、いずれも2023年2月発売予定だ。

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