東京モーターショー時点ではコンセプトモデルだった
東京モーターショーでコンセプトモデルとして発表され、“ハンターカブ復活!”とファンを熱くさせたCT125だが、いよいよ確度の高い情報が入ってきた。ヤングマシン2月号では2020年4月発売とお伝えしたが、その後にスケジュールの後ろ倒しが伝えられ、2020年6月にスーパーカブC125と同等の価格で登場することがわかった。
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2人乗り可能で赤とベージュは確定、ほかの色やABS仕様の存在は?
スーパーカブC125をベースとしながら、前後スポークホイールやアップマフラー、ハイマウント吸気ダクトなどオフロード走破性を高める数々の独自パーツにより、往年の人気モデル“CT110”を現代に蘇らせたCT125。2019年10月の東京モーターショーではコンセプトモデルとして展示され、未だ発売に関する正式なアナウンスは一切ないが、本誌はこれを登場初期から発売の見込みありと報じてきた。
そしていよいよ、発売スケジュールに関する情報が明らかになってきた。ズバリ、正式発売は間違いなく、大阪&東京モーターサイクルショーまでにはプロトタイプが製作され、披露されるとのこと。昨秋の段階ではモックアップ部品も多数あったが、プロトタイプでは量産をにらんだものが期待できそうだ。
ヤングマシン2月号でお伝えしたのは2020年4月発売という情報だったが、これはのちにスケジュールが改められ、2020年6月になると判明。また、価格はスーパーカブC125と同等とのことなので41万円前後になるだろう。ただし、ABS仕様がラインナップされる可能性もあり、そちらはプラス数万円となる。
―― スイングアーム中央にはタンデムステップ取り付け用の加工穴が存在する。
また、日本仕様は2人乗りで発売されることもわかった。コンセプトモデルでは、明らかにタンデムステップ用の取り付け穴を加工してくださいと言わんばかりのスイングアーム形状となっていたが、これも量産版ではタンデム可能な仕様として発売される模様。タンデムシートはスーパーカブC125同様にオプション設定となるだろう。
カラーリングは、コンセプトモデルと同じ赤(モンツァレッド)のほか、カーキ寄りのベージュが当確。その他のカラーバリエーションについて情報はないが、クロスカブにラインナップされているカムフラージュグリーンなども似合いそうだ。
ホンダ CT125 “ハンターカブ”
―― 【HONDA CT125】2019年10月の東京モーターショーでお披露目されたコンセプトモデル。事前発表の段階から大反響を呼び、当初から正式発売は間違いナシと目されていた。 ■空冷4ストローク単気筒 124cc■タイヤサイズF=2.75-17 R=3.00-17 ●予想価格:41万円前後 ●予想発売時期:2020年6月 ※写真はすべてコンセプトモデル/ベージュは本誌CG
―― 細身の車体にアップハンドル、アップマフラーを組み合わせたオフローダーテイストの前後ビューは、まさしく“ハンターカブ”ことCT110の再現版。大型ウインカーなどクラシカルな灯火類にはLEDを仕込んである。プロトタイプ~量産版も、ほぼこのままのスタイリングを期待。
―― コンセプトモデルの大型キャリアは往年のCT110よりもさらに頑強なつくりで、ハイマウント吸気ダクトの再現もバッチリだ。
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