ニコル・レーシングは2024年6月5日、BMWをチューニングした高性能グランドツーリングカー「B3 GT」、「B4 GT」を発表した。
B3 GTアルピナのGTシリーズは、圧倒的な動力性能、卓越した俊敏さなど高次元の運動性能、そしてアルピナならではのコンフォート性を備え、伝統的なクラフトマンシップによって実現された特別なモデルだ。
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B3 GTのインテリア「B3 GT」、「B4 GT」は、高出力でなめらかなBMW3.0L直列6気筒ツインターボ・エンジンを、このGTバージョン用に、さらに34psの出力をアップし389kW(529ps)、730Nmを発揮する。
開発車両で数え切れないほどのベンチテストと実走行を行ない、その結果、市街地でのスムーズな加速から高速道路での全開全負荷時まで、極めて高い動力性能を実現している。
専用にチューニングされた8速スポーツATと可変制御式の4輪駆動システム、電子制御式リヤ・リミテッドスリップデフとの組み合わせにより、高いレベルのドライビング・ダイナミクスを生み出している。
「B3 GT 」は、BMW 3シリーズのアップデートの恩恵を受け、リヤダンパーとボディ結合部の剛性を高めるなどしてドライビング・ダイナミクスをさらに向上させている。
エンジンルームでは、アルピナのドーム・バルクヘッド・レインフォースメント・ストラットがフロントエンドの剛性をさらに高め、ステアリングの精度を向上させている。「B3 GT Limousine」には、より高いレートのリヤ・スタビライザーが装備され、ロールのコントロール性とステアリング・レスポンスが向上している。
「B4 GT Gran Coupe」は、俊敏性をさらに高めるために、新たにシャシーとサスペンション・セットアップを採用。フロントではマウントが強化された新しいスタビライザーが装備されている。可変スポーツ・ステアリングとアクティブ・ダイナミック・ダンピング・コントロールもチューニング。リヤ重視の完全可変制御の4輪駆動システムと電子制御式リミテッドスリップデフにより、傑出した駆動力とハンドリング性能を生み出している。
B4 GTエクステリアでは、フロントの小さなカナードとスプリッターを装備。ロゴ入りのフロント・スポイラーは、新デザインのリヤ・ディフューザーと組み合わせることで、フロントとリヤのトータルのエアロダイナミクスのバランスが生み出されている。
なお、GT モデルのリヤ・ディフューザーは、ブラックのハイグロス仕上げとし、テールパイプもブラック仕上げになっている。
グランクーペのフロントエンドには、内部構造が一新されたニューBMW 4シリーズのヘッドライトを装備し、より先進的な印象が強調されている。また、アダプティブLEDヘッドライトはオプション設定。
「B3 GT」は先代のB4に装備されていたオリジナルの20インチ鍛造ホイールが標準装備される。
ボディカラーはアルピナ・ブルーとアルピナ・グリーンの他に、、ファッション・グレー、ブリュースター・グリーン、イモラ・レッド、メタリック・ペイントのデイトナ・バイオレット、カーボン・ブラックも選択できる。
B4 GTのインテリアインテリアは、最高級ラヴァリナ・レザーに手作業で仕上げられたステアリング・ホイールのステッチ、アルマイト処理されたアルミニウム製のアルピナ・スウィッチトロニック・シフトパドルを装備。そしてフロアマットとラゲッジコンパートメント・マットのブラック・レザーの縁取りもステッチ仕上げに。控えめなGTのレタリングは、ドアシル・トリムと新しいスポーツ・ステアリングホイールに配置されている。
アルピナの慣例に従って、個別のシリアルナンバーが記載された製造番号プレートがセンターコンソールに取り付けられている。エンジンルーム・バッジにも、このシリアルナンバーが刻印されている。
また、アルピナは、新型BMW 3シリーズ、4シリーズと異なり、センターコンソールにクラシックなBMWのギアセレクターを引き続き採用している。運転支援システムは「B4 GT Gran Coupe」にBMWドライビング・アシスタント・プロフェッショナルが標準装備されている。
なお、「B3 GT」、「B4 GT」は予約受注を開始し、導入時期は年末が予定されている。
ラインアップ・価格
アルピナ 公式サイト
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