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ついに次期エクストレイルが丸裸に!! 新型ローグ 世界初公開

掲載 更新 46
ついに次期エクストレイルが丸裸に!! 新型ローグ 世界初公開

 日産自動車が、2020年5月末に公表した事業構造改革計画「NISSAN NEXT」。その中では、今後18か月の12車種にも上る新型車の投入計画についても言及された。そのトップバッターとなる新型「ローグ」が、2020年6月15日に、米国にて発表。

 ローグと言われてもピンとこないだろうが、なんと現行型は、エクストレイルの北米仕様なのだ。つまり、次期型エクストレイルの姿である可能性が極めて高い。

SUV界の新王者になるか こいつは美しいぞ新型ハリアーついに正式発表!!

 トヨタ RAV4などと競合し、特に人気の高いミドルクラスSUVにおいてエクストレイルは過去販売No.1にも輝いた日産の屋台骨。それだけに注視したい新型ローグの最新情報を速報でお届けしよう。

文:大音安弘
写真:NISSAN

【画像ギャラリー】次期エクストレイルの姿を丸裸!! 新型ローグの外見と中身、全部見せます!!

新型エクストレイルはタフで堅牢!? 王道のSUVスタイルに

新型ローグのフロント外観。現行モデルと比べるとSUVらしさを全面に押し出したスクエアなボディラインが印象的

 日産 ローグは、米国市場のSUVのなかで、最もホットなセグメントのベストセラーだ。それだけに、日産自動車にとって非常に重要な1台といえる。そんな新型ローグのメインターゲットは、若い世代のファミリー層で、家族の生活を潤すSUVに仕上げられているという。

 スタイリングは、都会的な洗練を意識した現行型(エクストレイル)から一転。王道的なタフなSUVスタイルに変更され、ボクシーな仕立てとなった。

 特に印象的なのがフロントノーズで厚みが強調され、力強いフォルムのVモーショングリルが中央に鎮座する。ヘッドライトは、個性的な縦型2分割式とすることで、迫力あるフロントマスクを演出。アンダーガード風のメッキパーツも拡大され、ボリューム感を増すことに一役かっている。

リアスタイル。無塗装のフェンダーアーチもより強調され、「土が似合う」初代の雰囲気に

 サイドビューも直線的でホイールハウスの形状を膨らませ、樹脂モールで強調することで、高い走破性を予感させる。テールランプに現行型ローグの面影を覚えるが、やはりリアバンパーにプロテクター風デザインを施すことで、クロカン風味を加えている。

 このイメチェンには、日本でも大ヒット中のトヨタ RAV4の転身が重なる。さぞボディも大型化されているのかと思いきや、全長で1.5インチ(約38mm)、全高で0.2インチ(約5.1mm)も抑えられているというから驚く。これは、主に取り回し性の向上が狙いのようだ。

上質で機能的な内装と「プロパイロットアシスト」も搭載する新型ローグ

Apple CarPlay対応の9インチモニタも装備されるインパネ。こちらはタン系のカラーで質感も高そうだ

 一方インテリアは、豪華さが増した印象だ。ダッシュボードは、ゆったりとしたデザインとなり、前席の左右も大型化されたセンターコンソールにより独立感を高めた。

 シートレイアウトは、2列5人乗りのみとし、乗員全員に快適なスペースを提供。前後共に、長距離移動でも疲れにくいシートを装備する。さらに上級グレードなら、レザーシートが奢られる。

 デザインとレイアウトが一新されたダッシュボードは、センターの9インチのタッチスクリーンと12.3インチのデジタルメーターパネルを備えた最新式のインターフェイスを採用。

 ドライビングエリアでは、シフトレバーがバイワイヤーとなったことも大きな特徴で、よりスムーズなシフト操作を実現したほか、センターコンソール下に収納スペースが新設された。

 先進の安全運転支援機能「プロパイロットアシスト」は、次世代のレーダー及びカメラ技術で強化され、スムーズなブレーキング、ステアリングアシストの向上、走行車線内に侵入する他車の検知性能がアップしているという。

 また、日本でいう「プロパイロット2.0」に相当する「ナビリンク付きプロパイロットアシスト」も上級モデルで標準及びオプション採用されているようだ。

e-POWERはある!? 北米版のパワーユニットはシンプルな構成

新型ローグのサイズは全長4648×全幅1839×全高1699mmと、ほぼ従来型を踏襲

 パワートレインは、現行型同様、全車共通となる新しい2.5L・4気筒DOHCエンジンを搭載。改良によるエンジン性能の向上が図られ、最高出力は11psアップの181psを発揮する。

 意外にも、現時点では、ハイブリッドやe-POWERなどの電動化モデルの投入については触れられていない。

 コーナリング性能を高めるビークルモーションコントロールを全車に搭載。FFモデルは、スポーツ・ノーマル・エコの3モードを用意。

 一方、4WDモデルには、オフロード、スノー、スタンダード、エコ、スポーツの5つのモードを与えることで、より細やかに走行状況に合わせた選択が可能とする。

 さらに、4WDシステムも改良され、新しい電子油圧制御クラッチを搭載することで、前輪のスリップを予測してトルクをより正確かつ迅速に制御し、後輪へのトルク配分の応答性も高めているという。

米国では今秋発売予定

北米仕様に刻まれる「ROGUE」のネームプレート。日本仕様はここが「X-TRAIL」に変わり、追って発売されるだろう

 米国では、2020年秋に発売開始の予定で、現時点で価格などは明かされていない。また早くも2021年に、新たな最上級グレード「プラチナ」を追加することを予告。

 このモデルは、充実増備を誇る豪華な仕様で、通常の上級グレードのレザーシートと異なる「キルトセミアニリンレザー」のシートをはじめ、「BOSEプレミアムオーディオシステム」や「ヘッドアップディスプレイ」、ナビ連動機能付きの「プロパイロットアシスト」などを標準で装備している。

 トヨタ RAV4がクロカン風味を強め、日本でも成功を収めていることから、ローグのデザインが、将来登場する新型エクストレイルにも大きな影響を与えそうだ。

【画像ギャラリー】次期エクストレイルの姿を丸裸!! 新型ローグの外見と中身、全部見せます!!

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みんなのコメント

46件
  • アメリカ人は好きそうだな
  • リヤ周りやサイドは悪くないけどフロントライト周りのデザインは好きじゃないな
    しかし価格にもよるけど、そこそこ売れるとは思う
    こういうエグイ顔は初めは違和感あるけど、しばらくすると当たり前になると思うね
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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