待てど暮らせど納車されないロッキーとライズ。HEVの認証手続きの不正から始まりHEVを諦め、ガソリン車を待っていたユーザーも多いだろう。しかし今となってはそのガソリンもいつになるかわからない。そこで大穴のスズキの「カジュアル」なSUVを紹介!!
文:佐々木亘/写真:ベストカー編集部
ロッキー・ライズ納車待ちの人はヤリスクロスかカローラクロスに変更!? いやいやクロスビーもあんで!!!!
■全車出荷停止は最悪の結果を招いた。
大人気だったダイハツ ロッキー
認証不正が発覚したのは4月28日のことだった。海外販売車種に限るとしていた当初の発表を覆し、ロッキー・ライズHEVへ問題が波及したのが5月19日だ。同日、HEVモデルの出荷・販売が停止されている。
問題解決の糸口は見えず、ロッキー・ライズHEVは10月中旬ごろから受注取消(強制キャンセル)という異例の対応を取ることとなった。
強制キャンセルを受けたユーザーは、それでもロッキー・ライズが欲しいと、HEVからガソリンモデルへ注文をし直す人も多かったようだ。
中には強制キャンセルされるまで1年以上の納車待ちを経験し、ガソリンモデルを注文し直して、さらに納車を待つという選択をした人もいる。
こうした根強いファンも裏切る形となった全車出荷停止という事態。待てど暮らせど頼んだクルマは届かず、未だ先行きが見通せない最悪の結果を招いたことを、ダイハツ・トヨタは猛省してほしい。
ユーザー対応も、販売店に丸投げすることは許されない。あれだけ「現地現物」と言い続けたのだから、販売・消費の現場に出向き、メーカーが最前線で対応をするべきだと筆者は考える。
■カロクロ?ヤリクロ?ロッキー・ライズから車種変更を決めたユーザーの決断先
実際のユーザーの動きはどうなのか。HEVで不正認証が問題となった5月半ばから、ロッキー・ライズHEVを待つユーザーが、代わりのクルマを探す動きが目立ち始めた。
ライズ待ちのユーザーへ、トヨタ販売店が提案したクルマの筆頭格がヤリスクロスだ。
しかし納期の長期化が進み、新型切り替え時期も相まって秋口から新規受注を停止した。
ヤリスクロスと入れ替わるように注文を再開したのがカローラクロス。こちらへの鞍替えをするユーザーも多いという。
車格は大きくなってしまうのだが、クルマが無いよりはマシだと、RAV4を代わりのクルマとする人もいたようだ。
同メーカー内で代わりのあるトヨタは良いが、ダイハツ販売店では代案探しに苦労していた。キャンセルして、他メーカーへ動いたユーザーもいるという。
移動先は前述したトヨタ、さらにはホンダのヴェゼルやマツダCX-3といったところ。
一方で、相当な数のユーザーがロッキーHEVの復活を待っているという事実もある。
中には下取りのクルマを車検切れで先に手放し、数か月間クルマの無い生活を送り、今回の発表を聞いている人もいる。「信じて待っていただけに今回の発表内容には憤りしか感じない」と、ある納車待ちのユーザーは語った。
ダイハツ・トヨタは、既納客・新規客ともにユーザーが納得いく説明をし、速やかなに対応してほしい。
■ダイハツがダメならスズキに頼れ!クロスビーもいいんじゃない?
現行型スズキ クロスビー
ダイハツが提供してきた日本の移動を支える小さなクルマは、今、支えとしての役目を失いつつある。
しかし日本には小さなクルマに命を懸けるメーカーがもう一つあるぞ。そう、スズキだ。ダイハツがダメなら、ここはスズキに頼るしかない。
ロッキー・ライズの代わりになるSUVは「ジムニーシエラ」と言いたいところだが、ちょっと個性が強すぎる。
それならば、クロスビーという選択肢はどうか。コンセプトは異なるが、マイルドハイブリッドがありSUVとしての使い勝手も悪くないだろう。
ロッキー・ライズを検討したユーザーの視界には、もしかすると入っていなかったかもしれないが、今一度クロスビーの魅力を掘り下げてみて欲しい。
ロッキー・ライズは確かに魅力的なクルマだが、ダイハツ復活の道筋が見えない今、いたずらに納車を待ち続けるという姿勢は、あまり得策とは言えないだろう。
クルマが腐ることは無いが、1分1秒でも早くユーザーに届け、使ってもらわなければ意味がない。クルマは納車までの鮮度が命なのだ。
こうなってしまった以上、ユーザーにも合理的でスピード感のある判断が必要となる。少し世界を見渡せば、良いクルマはたくさんあるだろう。待つ姿勢を続けるユーザーも、一度他メーカー・他車種の検討に入ってみるべきではないだろうか。
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