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ハミルトンが予選3番手、PPと0.3秒差「実際にはそれほど差はないはず。優勝争いに加わりたい」メルセデス/F1第10戦

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ハミルトンが予選3番手、PPと0.3秒差「実際にはそれほど差はないはず。優勝争いに加わりたい」メルセデス/F1第10戦

 2024年F1スペインGPの予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンは3番手、ジョージ・ラッセルは4番手だった。ふたりのタイム差は0.002秒だった。

 チーム代表トト・ウォルフとトラックサイド・エンジニアリング・ディレクターのアンドリュー・ショブリンは、マシンバランスは金曜日よりも良くなかったとして、ポールポジションタイムとの差(0.318秒)は予想よりも少し大きかったと述べている。またプラクティス中のロングランのペースは、ウォルフ代表によると「堅実ではあったが、周囲のチームと同程度だった」ということだ。

ランド・ノリスが0.02秒差で自身2度目のPP獲得。RBは揃って後方に沈む【予選レポート/F1第10戦】

■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
FP3 6番手(1分13秒359:ソフトタイヤ/26周)
予選 3番手(Q1=1番手1分12秒143:ソフトタイヤ/Q2=2番手1分11秒792:ソフトタイヤ/Q3=3番手1分11秒701:ソフトタイヤ)

 チームにとって励みになる結果だ。全員がマシンの改善とアップデート導入のために懸命に取り組んできて、シーズンここまでの間に少しずつ進歩してきた。

 一貫性も高くなり始めており、それも僕たちにとって重要だ。より多くの時間を費やして取り組んできてくれたチームのすべてのメンバーのおかげであり、彼らに心から感謝したい。

 以前よりも楽しく運転できるようになってきた。今日はトップからの差は0.3秒だった。でも最後のラップでマシンからすべてのパフォーマンスを引き出すことができなかったので、実際には前とのギャップはもう少し小さいと思う。

 明日は優勝を目指して戦うことに集中する。ターン1までの距離が長いから、このスタートポジションは悪くない。

 決勝ではタイヤのデグラデーションが重要な役割を果たすことになるだろう。プラクティスでの僕たちのロングランは、その面では強力だったと思う。その強さを決勝で発揮し、良い午後を過ごせればいいね。

■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
FP3 5番手(1分13秒164:ソフトタイヤ/20周)
予選 4番手(Q1=6番手1分12秒456:ソフトタイヤ/Q2=3番手1分11秒812:ソフトタイヤ/Q3=4番手1分11秒703:ソフトタイヤ)

 今週末はマシンのフィーリングがとても良い。プラクティスを通してペースは良かったし、予選に向けて自信もあった。

 2列目を独占できたのは上々の結果だけど、(ランド・)ノリスや(マックス・)フェルスタッペンとの差は予想よりも少し大きかった。僕もルイスも良いラップを走ったが、ふたりとも最大限のものが出せたとは思っていない。

 ここのようなチャレンジングなコースでは、タイヤを完璧な状態にもっていくのがとても難しいんだ。今日は前にいるふたりはそれがうまくできていたんだと思うし、僕たちはたぶんそうじゃなかったんだろう。

 この手のサーキットではいつも、マシンが持つ絶対的なレースペースが勝ちにつながる。今のところこの週末の僕たちのレースペースは良い感じだから、明日は表彰台、さらには優勝争いができるといいね。

 最近マシンに施した改善は明らかに結果につながっている。この勢いをさらに加速させていくのが楽しみだ。

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